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◯狗巻棘
「、、眠れ」
貴方を眠らせて、虐めの主犯格を
本気で潰しに行く。こんな方法でしか助けられない自分に、
貴方が一人で抱え込んでいたことに。
情けなくて悲しくて。いろんな感情がミルクと砂糖みたいに
ぐるぐる混ざって一つの恋を作った。
すごく甘い恋を召し上がれ。
◯高専五条
「、、此奴に何か用?」
サングラスの奥に映る瞳は怒りを含んでいた。
貴方を壊れ物を扱うかのように抱き上げると、
額にキスを落とす。耳元で「もっと頼れっつってんの。」
不機嫌そうな声でそう言う。
虐めの主犯格、無視していた先生。
そんな問題をうやむやにしていた学校諸共、
明日には存在ごと消えてます。きっと。
貴方を守るためなら、笑顔で笑っていられるなら
何だってやってやる、付き合うときにそう言った彼。
有言実行。
◇伏黒甚爾
「俺のAが世話になったな。」
腰に手を回して抱き上げる。いじめっ子はその光景を
唖然としてみているからその隙に、彼は貴方を家に
返す。帰る途中に彼は「お前本当に鈍臭い奴だな。」
少し笑ってそう言う。貴方が鈍臭いからいじめられるの?
そう聴くと「いや、どうだろうな。」答えはくれない。
後日いじめっ子たちは学校に来なくなったとか。
苦いコーヒーに五つの角砂糖を入れて飲み干した。
▼歪んだ愛でも君の隣に居れるなら。
真実の愛と偽りの愛はどちらの方が価値が高いのだろう?
お金で縛りつけた薄い愛情。
自らで縛り合った強い愛情。
どちらを選ぶも人それぞれ。
・アンケートにご協力いただいた皆様
感謝申し上げます。
伏黒甚爾に決定いたしました。
今一度アンケートにご協力戴いた皆様、
心より感謝申し上げます。
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作者名:381 | 作成日時:2021年2月27日 9時