呪術廻戦反応集・華 (ページ25)

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◯両面宿儺

「、、なんだ？その顔は？」
わざと、貴方が痛いのを分かっているのに
泣き顔になっているのが分かっているのに。
聞いてきます。貴方が「何でよ、」そう聴くと
「考えてみろ。」そう一言言ってまた
貴方の腕を強く握ります。血が滲む。
彼は嬉しそうな顔をして貴方の方を見ていたって。
君ならば、涙一粒さえも、愛おしい。
もっとその顔を見せて。
名前の分からない感情がまた増えてきた。

◯夏油傑

「、、どうしたの？」
貴方の首に、手をかけながら。
にっこり笑顔でそう問う彼は、狂気そのもの。
首輪をつけられた、唖然としていると。
ふふっと笑われて、お腹に鈍い痛みが走る。
意識が遠のく中で、彼はこういっていた。
「Aって本当に馬鹿だね。」嘲笑うとも違う。
安心したような声で言っていた。
咲き誇る花は何時枯れるのだろう。

◯乙骨憂太

「、、痛い？」
ぎゅっと貴方の手首を血が滲むほどの力で。
壁にどん、と貴方を押し付けてそう聞く。
愛が重い故に、だよね。
全部受け入れて、目を閉じればほら、
なにも痛くないよ、怖くないよ。
分かち合いたい。感じ方、考え方。
君の全てを。

◯狗巻棘

「、、おかか、、」
嫉妬だなんていえない。
貴方に深いキスを落とす。
苦しい、いや、そう言っても彼は自分の満足するまで。
ふと銀色の糸がみえて彼が離れると、
満足そうに貴方の涙を拭って微笑む。
「しゃけ、」その顔も、あの顔も。
全部好きだけど。今の顔がやっぱり一番好き。
座り込んだ。気分は夕焼けの空に沈んでいった。

◯高専五条

「、、で？」
いくら話をしてもそれしか言わない。
寂しくて、悲しくて。嫌われたのかと思って。
貴方は少し涙ぐんで出て行こうとする。
その顔を満足そうに見る彼。
でも貴方が出て行こうとすると、「誰が出ろっつった？」
誰も言ってないから出れない。貴方が固まって涙だけを流している。
その顔は俺だけのものだという風に涙をなめとった。

▼いつか君と一緒に堕ちていきたいね。
　怖いようで優しいかもしれない。
　そんな呪いの言葉を吐いた。

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