呪術廻戦反応集・誠 (ページ49)

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◯狗巻棘

春の思い出が詰まる。
春は貴方が好きだった季節。
春は貴方が居なくなった季節。
本当なら貴方を思って行くのはよくないのだろう。
でも。貴方が居るならどこだって。
茨だって黄泉だってどこへだって行くよ。
約束したもんね。何時かの約束を思い出して
全てを理解する。どことなく心地いい風が吹く銀色モザイク。
間違えた。銀色が眩しすぎて見えないだけ。

◯高専五条

彷徨う。貴方が居ないから。
「クソッ、、」此処に居る意味を見つけられない。
弱いものを守る？自分が守りたかったのはAさんだから。
助ける？何のために？道しるべだったAさんがいない世界。
光も何もなくて。その蒼色の透き通ったトンボ玉に映るは
灰色世界。行くあてもやることも見つけられずに冬の空。
見上げて静かに目を瞑る。次に目を開けたとき。
僕の世界が色づいていますように。
何ともいえない浮遊感に包まれた。嗚呼良かったね。
二人、結ばれる。

▼殿堂入り記念として誠に勝手ながら
　書かせていただきました。

　皆様本当にありがとうございます。
　これからもご期待に沿えるよう、精進して参ります。
　小説初心者で拙い部分が多々ありますが
　温かい眼で見守ってくださる皆様に感謝です。

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