[歌い手] 吸血鬼と化け物

9話 ページ12

そ「……………いいよ。みんなもいいでしょ？」




ま「はい！だいたい月に一回ですしね。それで血が飲めるなら勿論ですよ！！」



l「僕もいいですよ。」



n「……俺も」



あ「みんながそう言うなら、、、」



よかった。まぁ断ってたら殺したけど。




ま「じゃあ、僕が案内するね。今日は吸わないでおくよ。反撃されたら困るしね。」

ついてきて、と言われ、部屋を後にした。




長い廊下に足音だけが響く。そして一つのドアの前で立ち止まった。


ま「ここだよ。部屋、けっこう広いから隣と離れてるんだ。

ちなみに右が天月くん、左がそらるさんだから。

必要最低限のものはあるはずだよ。じゃあ。」

というと行ってしまった。





貴「うわ、ひっろ」



大きいベッドにタンス、クローゼットなどなど。本当に必要最低限しかなかった。



大きいベッドの上に横になる。


襲いかかる疲労感と眠気。

ゆっくりと瞼を閉じた。

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