私たち、結婚してます2【櫻井孝宏】

プレゼント ページ14

あなたside

「今更だけど...孝宏さん焼けたね笑」


翌日。久しぶりに仕事が重なった私たちは
孝宏さん運転の車で現場に向かっているんだけど


櫻「やっぱり？」


昨日は夜も遅かったし思わなかったけど...黒い笑
特に目元がサングラス焼けしていて目立つ


「今日絶対言われると思う笑」


櫻「隠すつもりだったんだけどなー、向こうめっちゃ暑くてDVD内でもずっと暑い暑い言ってると思う笑」


「今日の夜話聞かせてね？」


櫻「Aもな笑」


現場に着きシートベルトを外し車を降りようとすると
パシッと腕を掴まれ引き留められてしまった


「わ、何？」


櫻「...時計のお返し」


「え？」


ふわりと抱き締めたかと思えばすぐに離れる孝宏さん
そして自分の胸元をトントンと叩いた


櫻「鏡で自分の見てごらん？」


鞄に入っている手鏡を取り出し胸元へとあてる
そこにはプリンセス・カットされたキラキラと輝くダイヤモンドネックレス


「え...！？」


櫻「俺からのプレゼント笑
毎日つけてくれると嬉しいな、俺もつけてるし笑」


そう、孝宏さんはあの日からほんとに毎日時計をつけてくれている
でも...これって...っ


「絶対たｋ「こら」え...」


櫻「そういうのは言っちゃダメ
素直にありがとうで良いの、わかった？」


「っ...ありがとう、すごく嬉しい...//」


シンプルだからこそつけやすいし何よりすごく綺麗
私は自分の胸に押し付けるようにしてギュッと手を添えた


「ふふ...どうしよ、アフレコどころじゃないかも笑」


櫻「ほんとは昨日渡したかったんだけど...夢中になっちゃってさ笑
ムードも何もないけど...喜んでくれてよかったよ

ただ、仕事はちゃんとして下さい？」


「はーい笑」


一瞬だけ唇を重ねると、車から降りて控室へと向かう
後でTwitterにあげようかな...久しぶりだし


「ねぇねぇ孝宏さんっ」


櫻「Twitterだろ？笑
俺からもらったって言わないならいいよ」


「よくわかったね...ありがと♪」

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