22話 ページ22
戦いを終えて。
「違うんです本当、確かに私の攻撃も酷かったですが鬼がですね」
「殺してやる…」
「申し訳ございませんでした私が悪いです、はい」
蛍さんに土下座をして、なんとか刀を直して貰えることに。
なんか筋肉量増してるし今の彼なら鬼倒せそう。
「お怪我の方は…」
「お前は、せめてお前は俺の手で殺してやる!!」
「待って包丁しまって。待って。」
どうも炭治郎も担当が蛍さんらしくて、十中八九炭治郎の所為で大変ご立腹なのよ彼。
_
「我妻様…あの、大丈夫ですか…?」
「……うん」
なんとか彼を宥めて私は隠に無事回収されたんだけど鬼じゃなくて蛍さんに殺されかけるってある?
なんで私こんなボロボロなの?
とりあえず蝶屋敷へ来たんだけども。
「禰豆子が太陽克服したとかなんとか騒がれてるけど…」
そんな鬼がこれから増えていったら鬼殺隊本格的に休みなくない?と鳥肌が立った。
「あっ、すいません…」
「いえいえ、こちらこそ」
角で男の子とぶつかりそうになり、その顔を見上げて吹き出した。
「あの、突然申し訳ないけど名字不死川だったりする?」
「あ、はい」
「似すぎぃ…」
煉獄家のは及ばないけど初見で分かるよ、似てるよ。
ツラがそっくりだよツラが。
「あの、名字我妻ですか?」
「え?うん」
「似てる…っす。」
顔を逸らして頬をポリポリ掻きながらそういう玄弥君。
さては思春期だね?実弥も同じ時期があったよ。
「まぁ、姉弟だから似るよね。我妻Aです、次私の顔を見るのは遺影だろうけどよろしくね」
「し、不死川玄弥…です」
後ろ向きの台詞をそんな前向きに言えるのスゲェ…と簡単の息を漏らした玄弥も自己紹介してくれた。
「またね、玄弥」
「はい!」
_
昔の実弥みたいで可愛いのなんの。
_
「無事かい炭治郎」
「Aさん!」
「Aさんこそ目が…」
「泣きじゃくったからだよ。言わせないでよ情けないじゃん。」
「す、すみません…」
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○○(プロフ) - とっっても感動しました(;_;)めっちゃ泣きました。ハッピーエンドでほんとに良かったですぅぅぅぅぅぅ՞߹ - ߹՞こんな神作品をありがとうございます! (2月7日 15時) (レス) @page50 id: 440a20ffd9 (このIDを非表示/違反報告)
バター - 死んじゃったからBADENDだと思ったけど大切な人守って転生させてHappyENDなの好き🥹💗💗 (11月4日 17時) (レス) @page50 id: 71e3afebe3 (このIDを非表示/違反報告)
錫也(プロフ) - 死んだ=バッドエンドとか悲しい展開のお話じゃなくて、家族愛で友人愛で大切なものを守ろうとして戦う姿かっこよすぎて泣きながら小説読んでましたぁ……まだ止まりそうにもないですありがとうございます…… (8月25日 9時) (レス) @page50 id: 046abef528 (このIDを非表示/違反報告)
せりりん - 大体無惨戦で死んじゃう子はバッドエンドになるけどちゃんとハッピーエンドだったし泣きながらギャグに大爆笑するというカオスなことになりました!( 素敵な作品をありがとうございました!! (7月18日 22時) (レス) @page50 id: 6563dca116 (このIDを非表示/違反報告)
茶々葉(プロフ) - 素敵すぎるぅぅ……この作品と出会えてよかったです (2022年11月27日 12時) (レス) @page50 id: 9bb2c58fa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だむい | 作成日時:2020年5月16日 0時