【鬼滅の刃】無一郎君は知らない。

4話 ページ4

「随分若いとは思ったけどそういう…マジかよ！？」



「えぇ、まぁ…、」






最近の子供こえーよ。と後藤さんは私に伝わるほど震えていた。



どうも語彙がマジで統一されてきているみたい。









「最近柱になった方もお前と同じくらいでさ、超こえーから気を付けろ」



「超こえーんですね」






すごいな後藤さん、柱の方とも面識があるんだ。




私も本来恋柱さんと共闘するつもりだったのに…、少し悔しいけど、手を煩わせなかっただけ良かったかな。









「あれ怒ったら怖いタイプだな。普通にしててもこえーし」


「何してても怖いじゃないですかそれ」






「つーか柱はみんな威厳と貫禄がすげーよ。」


「柱ですからね」






なんて話しているうちに、蝶屋敷へ着いた。




まずお庭へ向かうと、かなりの鳳蝶が飛んでいた。








「あら、怪我人ですか？」


「こ、胡蝶様！」


「酷い怪我ですね、すぐに治療しましょう」





私を見るなり少し表情を歪めて彼女は医務室へ案内してくれた。




驚くほどの美人さんで、私は後藤さんの背中で硬直しています。







「道具を持ってきますので、少し待っていてください」



「はい」






後藤さんのおかげで傷は悪化することなく蝶屋敷まで来れた。






「ありがとうございます後藤さん」



「いーよ礼は、仕事だし。」





一応説明だけしておくから安静にな。と彼は外へ行ってしまった。





話し相手がいるだけで、心持ちはずっと違うのだけれど。

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