62話 ページ12
「目障りなんだよ！！」
どうせ争う事になるんだから、今止めても意味はないし、存分に戦え男共。と、私は二人を見守る事にした。
「嫌なところと同じくらい、君の凄さが鮮烈だったんだよ」
ただね、ただ私が訴えたいことはだね。
「ああああああ！！！」
「うぐっ…こんなもんかよ！！」
"被害を最小限に抑えろ"っていう指示のもと此処に来てるわけよ。
もう何が言いたいか分かるよね。
「クソ野郎ども……」
お前らが戦ってる半径100m圏内のグラウンド・βのビルにシールド張ってるんです。
つまりな、君たちが戦えば戦うほど私は痛いんだよ。
いっそ個性反射してやろうかって思うけどさすがに可哀想すぎるから耐えますね。
「敗けるかぁああぁぁぁあ！！！」
大爆発が起こって、勝負あり。
「はい、終わり。かっちゃんはデクを床ドンしないでね。はい立って立って」
若干ボロッとした二人を引き剥がして…いや、だいぶボロボロだった。
「A…ちゃ…」
「んでテメェがいんだよクソカス…」
何故かっちゃんは語尾にカタカナを足すんだろうか。
「山茶花少女の言う通り、そこまでにしよう」
そう私の背後から現れたオールマイト。
いや貴方見てたならもうちょっと早く止めてよ、山茶花少女を労ってよ、戦闘不参加なのに若干ボロボロってどう言うことだってばよ。
「気付いてやれなくてごめん…」
「なんでデクなんだよ、ヘドロん時からなんだろ」
「君は強い男だと思った。すでに土俵に立った君ではなく、彼を立たせるべきだと判断した。」
「俺だって弱ぇよ……」
かっちゃんのそんな声は、初めて聞いたかもしれない。
いじけてるわけでも、不貞腐れてるわけでもなくて、
「弱ぇから…！！あんたをあんな姿にして！こいつに怪我させて…！！」
とんだ責任男だ。
「これは君のせいじゃない。すまない…君も少年なのに…」
その後、オールマイトの秘密を共有する人物に、かっちゃんが加わった。
「お前知ってたんか」
「まぁ、少しは。」
「言えや」
話聞いてたのかお前、言えるわけないだろ馬鹿野郎。
第一…
「振られた後に"オールマイトがさぁ〜"とか言わないでしょ普通！！」
「それとこれとは別だろ！！」
「関連してんだよ！」
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きゅうり - お幸せにぃぃぃぃ！！！ (2022年3月29日 12時) (
レス) id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
納豆ジュース(プロフ) - とっても面白くて、文才がある方だなと思いました！2人の子供の話とかも見てみたいなと思ってしまいました！可能なのであれば、続編（子育て編）なども見てみたいです！この作品を作ってくださり、有難うございました！ (2021年2月22日 20時) (レス) id: 0ac0062b99 (このIDを非表示/違反報告)
btobsjcpily(プロフ) - めちゃくちゃ素敵な話しでした！！私も爆豪と結婚したいっ！！ (2020年12月8日 12時) (レス) id: aee8efac93 (このIDを非表示/違反報告)
爆豪ファンクラブ - ですね〜 (2020年11月9日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 爆豪の奥さんなったら幸せやろなぁ (2020年11月9日 21時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だむい
| 作成日時：2018年12月8日 1時
