【ヒロアカ】かっちゃんを振り向かせる方法

67話 ページ17

「おい知ってたか、Aって振られたらしいんだ。………誰にだ？」




「え！？轟君知らんかったの！？」






________




「爆豪か…、お前ら付き合ってるのかと思ったら振られたんだな」



「轟…考え事は黙ってしろ？特に今考えてる内容は。」




「悪ぃ」




________





「…………爆豪か。」



「声に出たぞ禁句ワードが。ほら山茶花の顔が曇った！！」



「……………」








________





「なぁ、どういう気持ちで爆豪に告は」

「いい加減にしな！？」





バッと左に振り向いて轟の頰をつねった。





「あんた罪な男だよ！罪だよ罪！！」




キィー！！と奇声を発した休み時間。




「今回のは轟が悪い」

「でも一概に責められない」

「イケメンだしね」

「滅びろよイケメン」





世の中顔かよ。







「中三の冬に告白して振られましたが！！」





「…？でも寮生活初日に外でキスしてたじゃねーか」




「！？」




驚きすぎて声が出ないってこういう事ね。







てか何正常声量で暴露してんのこのイケメン。






「あー、それな」


「爆豪のお口どうでした？」


「オイ…もっと聞かせろよ…A…オイ…オイってば…」







いや知ってんのかよ。



なんでだよストーカーかこの人たち、気持ち悪いな。






「ドキドキだったね〜」

「青春を感じた」

「私も恋したーい」





ねぇこれいじめとして受け止めて良いかしら？







「振られたのにちゅーか…これは爆豪に尋問せねばなりませんな。瀬呂君よ」



「ハッハ、拘束なら任せ給えよパンツドブ色」


「泣いた」






上鳴のパンチの柄も暴露されてて笑った。






「ドブ色なんだ」



「ちっげーし！重厚感ある色だし！」



「パンツに重厚感は求めねーわ」

68話→←66話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す