【名探偵コナン】小学時代の旧友がイケメンになっててシフト被ってる。

3話 ページ3

「A姉ちゃんは安室さんの事覚えてないの？」

「いや」

「え？」








「そもそも知らない人なの。」


「まぁまだ初日ですしね。」

「初日以前にです」





初日ですしねってなに、完全に初めましてのそれじゃん。


友達には言わないよねあんまり。









もしかして静かなキャラだった？安室透。


いや私は誰とでも分け隔てなく接するタイプだった。








「Aさんオムライス運んで〜、あと賄いどーぞ」







「はーい。あと入れ替わりでシフト入ったのに抜けない安室透なに？」


「この際時給発生しなくて良いので閉店まで待ちます」


「帰ってください。」






怖いんだけどこの人本当に。


嫌だ梓さんがいない環境でこれと話すの、







そう考えながら綺麗の畳まれたオムライスを二つ運び、私も賄いを持ってコナン君たちとご一緒させてもらってる。





「あれれ？前食べたのと違う」


「前回は僕が作ったんですよ」

「私の方が美味しいって」

「一言も言ってないですよ」




おっと料理に関してはプライド高いのかなあ？


いいよ争うよ最後まで。








「ど、どっちもおいしい〜」



子供に気を遣わせる自分が不甲斐ない。


もうやだ安室透とシフト被ってるの、お客様からクレームくるわ。









「お店で統一しなくていいの？」




「良くないよ私がマニュアル破ってる」

「クビだなクビ」

「毛利さん？？」






案外オムライスはA派のお客様もいるから縁起でもないこと言うのやめて？？







「あ、A姉ちゃん！アサガオの育て方教えて！」


「唐突だね？？」



「学校で種を植えたんだけど、持って帰らなきゃいけなんだ…」




あぁ、夏休みに観察日記つけるやつね。


私も昔やったなぁ





「不毛なことやってるのね小学生」




「最低ですね独身」

「うるさいわ独身」




今のは私が悪かったね、ごめんねコナン君一生懸命育ててるのに。


萎れきってるアサガオはまさか君のじゃないよね？？








「二人とも美形だし結婚しちまえば良いじゃねーか！ガーッハッハ！」




「弁護士立てましょう弁護士」

「悪かった。」





妃さん呼ぶよ。







「え、僕は良いですけど」


「メンタル鋼なの？」






散々嫌がったしバイト始まってからずっとボロクソ言ってるよ私(自覚あり)




どういうメンタル？

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