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6話 ページ6

「ぱっぱ!はりゃーる!」


はりゃ?あぁ立原の事か。



「おう、立原がいるな。」



「りゃー!」

「うぉ!A、だっけか。もう名前覚えてんのかー賢いなーお前」



キー!とハンケチを噛む姐さんを軽蔑の目で見ながらAを眺めると視線に気づいたのかこっちを見てニッコリと笑うではないか。



もう表情筋がところてんの様になっている。



「なんじゃその締まりのない顔は」

「小ジワ増えるババアよりマシだわ」



ピキッと怒る寸前の姐さんに立原と別れたAが此方に寄ってきた。



「んねー!おねぇー!」


「A〜私の味方は其方だけじゃぁ…!」


「きゃー!」


姐さんの簪を触ってはしゃぐ子供。



そういえばAって人の名前覚えるの早いし知ってる言葉も多い。



天才かァこの子はァァ!?



「A、みんなの名前覚えてるのか?」

「おー?」



「A、私は?」

「おねぇー!」

「はぅあ!」



心射抜かれる姐さん。


「俺は」

「ぱっぱ!」

「おぉぉぉ」



ちょっと周ってみるかな。



「あ!ぎ!」


銀を見るなり言葉を発するA。ぎは銀の事か。


「じー!」


広津柳浪、じー。

何だこれどう反応すりゃいいんだ。じーだぜ?



「ほぉぉぉ!」


いや本人嬉しそうならいいけど。



「はりゃ!ぎ!どこーって!」


「本当?…ありがと。」



はりゃが立原。



そう言えば首領ってなんて呼ばれてんだ?



「よし行くか。」



Aを担いで首領の元へ



「あ!Aだぁ!」

「にゃー!」

「ふふ、オレンジジュースあげる!」

「にゃーありゃとー!」



エリス嬢はにゃーと呼ばれるのか。


Aがエリス嬢の名前を呼ぶ度になんか嬉しい。



………可愛い。



いや目覚めてねぇからな。






「Aちゃん!来てくれると信じていたよ!」

「だー」


「私のことかい?」

「ん!」



「ぱっぱ、だーとこいこいこって!」



首領はだー…か。

どこ取ってだーなのだろうか。



「よく分からないけどAちゃんが話す度に私得感がある!」


「ちょっとリンタロウ!私もA抱っこする!」


「あぁぁぁぁ!Aちゃぁぁぁぁぁぁ」





なんか、首領がこの人で大丈夫かな…って。

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ルラ - 中也がどんどんロリコンに、、、。夢主尊 (2022年5月22日 18時) (レス) @page23 id: 58625759fa (このIDを非表示/違反報告)
Komachi(プロフ) - 主様の物語全部まじで好きです!!!更新いつまでも待っております!無理せず頑張ってください! (2022年3月28日 21時) (レス) @page23 id: 286de14237 (このIDを非表示/違反報告)
ミカンチャン(プロフ) - 平和すぎて涙出てきた (2021年12月30日 21時) (レス) @page23 id: bf3a83fab0 (このIDを非表示/違反報告)
眠夢_(プロフ) - すっき尊きマジ無理しんど (2021年2月24日 0時) (レス) id: 7e61cd56ff (このIDを非表示/違反報告)
どこかの人形 - 尊い…ガハッ (2019年8月20日 14時) (レス) id: 17610c9081 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だむい | 作成日時:2016年7月22日 1時

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