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__こうして、お前と唇を重ねるのは何度目だろうか。

『ん、……ッふ、』

「…ぁ」

ぴくん、と彼女は肩を震わせ、身体を仰け反らす、
それを逃すまいと俺は刺激する。

……顔なんか赤らめやがって、

俺を誘う為にわざとやってんのか。

俺から必死に目を逸らすお前を、
突き刺すように睨みつける。

ほら、本当はここが良いんだろ…？

『ふ、…んッ…！？』

図星のようだ。

身体が更に強張り、
ジタバタと暴れ出す奴を押さえ付ける。

『……んぐぐ…ッ』

息が続かない、と

酸欠で苦しみだし、
顔を歪ませる表情に、

更に拍車が掛かる。

「…ッ、ん」

絡み合う舌。

力無く肩を叩かれる。

『……ッはぁ……！！

…ん、…けほっ、…はぁ、っ』

忙しなく息を吸う彼女の目には、涙が溜まっていた。

愛おしくて堪らない。

嗜虐心が掻き回される。

……もっと、

もっと欲しい。

『…おそ松様…っ、苦し…ッきゃ…！？』

意識よりも、先に手が出ていた。

押し倒し、彼女の衣を乱暴に脱がす。
帯を解く事すらもどかしい。

『……ッ、ちょ
おそ松さま…っ！？何を…、』

病熱の如く火照る身体。

理性は、とっくに切れかかっていた。

今すぐに、お前をどうにかしてしまいたい。

「人間は、こうして交合うんだろ…？

子孫繁栄なんぞに興味はねぇが、
今ここで、お前を抱く。」

『だ…ッ！？
ちょ、ちょっと待って下さい…！！』

「じっとしてろ。」

両手首を片手で掴み、

半裸の彼女に手を伸ばす。

『…ぁッ、… っやだ。

ちょ、落ち着いて下さいおそ松様…！！
…や、待って…、

.

……………やめて！！！』

劈く悲鳴のような声に、
思わず全身が止まる。

『………わ、わたし…っ、
処女なんです…。

だから、…こんな事……ッ

…お願い…、

痛く、しないで…ッ。』

掠れ声。

その目には、今にも溢れそうな涙が溜まっていた。

「………っ。」

全身を震わせ、
俺に酷く怯えたAが居た。