【A3!】大好きなお兄ちゃんへ【三好一成】

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「どう？落ち着いた？」
『…うん。ごめんね、お兄ちゃん…。』

　お兄ちゃんは、私の涙が止まるまでずっと私を抱きしめていてくれた。
　何度も何度も頭を優しく撫で、何度も何度も背中をさすってくれた。

『…本当にごめんなさい……。』
「はーいそれ以上謝らないー。Aは笑顔のほうがきゃわいいんだから♪」
『うう…。でもぉ…。』
「そんなオレの妹ちゃんには、こーしちゃうぞ♪」

　するとお兄ちゃんは、私の脇をくすぐってきた。

『ひゃっ！？うう、あはは、お兄ちゃんくすぐったいよ〜。』

　その涙は笑顔へと変わる。

「やっぱ笑ってたほうがいいって！」
『えへへ…、卑怯だよお兄ちゃん。』

　再び頭を撫でるお兄ちゃん。いつもお兄ちゃんには助けてもらってばかりだ。

『…本当は寂しいけど、お兄ちゃんがやりたいことなら応援したい。お兄ちゃんの演劇、すごく見てみたい。』

　今度は、ちゃんとはっきり声に出せて言えた。お兄ちゃんも安心したように、「ありがと♪」と笑顔で答えてくれた。

『寮に入っても、頑張ってね。』
「おけおけー。Aにお兄ちゃんの最高の演技みせるからよろピコ☆」

　ウインクをしピースする。やっぱり、私もこんな風に元気なお兄ちゃんのほうが大好き。

「んじゃそろそろ寝よっか。明日辺りから荷物まとめて寮に引っ越す準備しないとねん。」
『お兄ちゃんだけじゃ大変だから私も手伝うね。』
「やさしー！お言葉に甘えちゃう〜！」

　少しでもお兄ちゃんの力になりたいだけだよ。そう言ってもらえるだけで嬉しい。

『…。』

　大丈夫。私はもう高校生なんだから。お兄ちゃんがいなくてもやっていける。
　A、あなたなら大丈夫。

　そう何度も心に言い聞かせる。

「たまには寮に遊びにきちゃいなよ！きっとみんな歓迎してくれるからさ！」
『え？いいの？私、稽古とかのお邪魔にならないかな…。』
「だいじょぶだいじょうぶ♪」

　お兄ちゃん、それはちゃんと劇団の監督さんに許可を取ったのですか…。




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助けてくださいネタ切れヤバいです()
無事に書き終えたら、紬さんかたるちの夢小説書くかもしれないです。多分。＼_(･ω･`)ｺｺ重要!


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