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いつも通りの時間に仕事を終えみんなを送り出してから自室に戻る。
でもここからはいつもと違う、気合いも違う。
いつもならお風呂を済ましてビールにおつまみで1杯やる所をミネラルウォーターで済まして。
「よし、声いれてみるか〜」
自分の体調喉の調子の様子をみていつ音を録るか悩んでいたら…こんなギリギリになってしまった。
あと一週間で編集まで済まして…間に合うのか
ちょっとした私の自慢の機材からはあの心地よいユンギさんが作ったメロディが流れていて
元々歌詞は無いです。と言ってもおかしくない既に完成されたこの曲に私の声を入れるのはもったいない気がするけど
それでも、私の為に作った。
私に歌ってほしい。と言っていたユンギさんの顔が忘れられなくて
それなら堂々と私の物にしてやる。って意気込みだけが私の原動力。
歌詞は少しだけ直しちゃったけど…
ユンギさんの書いた歌詞は‘‘男性側’’の気持ちで
それなのにこれを‘‘女性側’’に変えたとしても全然変ではない作りをしていたから。
ユンギさんも歌詞作り直していいって言っていたし
私はユンギさんと違って女。どう頑張っても男性の気持ちは分からない、それじゃ表現力にも欠ける
だから遠慮無くベースはユンギさんが書いた歌詞のまま女性目線の歌に書き直したのだ。
少しずつ、丁寧に
何回も録り直しに直しを重ねてやっとAメロを録り終えた頃にはもう深夜の2時を過ぎていた。
「んー…なんか違うなぁ、」
音楽経験はこれでも長い方
だから自分のベストはここ！って分かっているはずなのに…全然ベストを尽くせない。
やっぱり本当は体調悪かった？
まだAメロだけだし、全部歌いきってみたら納得いく物になっているのかな？
ここで立ち止まっていたらユンギさんが帰ってくるまでに間に合わない
急ぎづつ尚且つ手を抜かないで最後まで歌いきった頃には朝の4時を時計の針が指していた。
UN「うっわ…何その顔〜ブサイク。」
「…最近ヌナの扱い酷いんじゃないの？ウヌ氏」
UN「一応お店の看板でもあるんだから気をつけてよ
〜」
「クマは隠してきたわよほら！」
UN「化粧くさーい。」
「…もうお店に出てあげない」
UN「あぁ〜、ヌナごめんって〜今日は二人なんだから頑張ろう？ね？今日も可愛いねヌナ！」
「キッチンに篭ってやるんだから」
UN「あははは！店出てくれるんじゃん！」
「さーってお花にお水あげてこよーっと！」
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ムルーア(プロフ) - 初めまして！甘々ユンギさんヤバイです(〃▽〃)ずっと私がドキドキしちゃいました笑作るの大変だと思いますが続編が読みたいです！素敵な作品ありがとうございます！後でもう1回読みます笑 (2022年6月1日 6時) (
レス) id: e97b81299d (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - bt21さん» はい！ありがとうございます！ (2020年11月16日 10時) (レス) id: 150f54121d (このIDを非表示/違反報告)
bt21 - 楽しみに待っています！ お仕事頑張って下さい！ (2020年11月13日 16時) (レス) id: 827b0c5d31 (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - bt21さん» コメントありがとうございます！仕事が忙しくて最近あまり更新できてませんが必ず書き上げますので待っていただければ嬉しいです！これからも宜しくお願いします！ (2020年11月9日 17時) (レス) id: 150f54121d (このIDを非表示/違反報告)
bt21 - あまり投稿していないけど大丈夫ですか？ 心配です。これからも頑張ってください！ この物語好きです！ (2020年11月8日 0時) (レス) id: 827b0c5d31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅
| 作成日時：2020年10月23日 21時
