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閑話休題
十七品目… ページ18
はぁ……家から遠かった。そして重かった。
本当はクロイを使って楽したかったけど、公共の場では使用禁止だからな。
早く燈矢の元へ戻らないと。俺が帰った頃には、もっと火傷が付いてるかもしれないし。
「おーい！A！！」
「スズキじゃねえか」
俺の名前を呼んだのは同じ中学のクラスメイトである、スズキ。
その名の通り、魚の鱸に関連して実家は漁師の家庭だ。因みに成長する度に名字は変わる訳では無いらしい。
え、スズキの漢字は何かって？
そんなの知らねぇ。魚と同じ�瑩薛瓩�、�猯詭抬瓩犬磴佑┐痢�知らねぇけど。
「てか、スズキが図書館に居るの珍しいな。お前は大体海に居るイメージしかないんだけど…」
「失礼だな！
俺も本当は海に居たかったよ？でも受験勉強の為に仕方ねぇんだよ…はぁーー」
「いい心掛けだな。しっかり勉強しろよー？」
「クッソ…言い返したいけど、Aは頭良いから言い返せない」
当たり前だろ。俺がどれだけの本を読んだと思ってんだ。
理系は少し苦手だけど文系は結構得意。雄英高校からの推薦が来なかったから行くつもりは無いけど、これで受験は思ったより楽だろう。大変だろうけどな。
「そうだ。受験で思い出した」
「ドシタ？」
「ずっと気になってたんだよ。
何でAって、雄英高校の推薦蹴ったんだ？お前の成績なら行けたろ」
「俺が雄英の推薦ヲ蹴ッた？」
え、いやそんな筈はない。
俺は雄英から推薦を貰えば行くつもりで…けど貰えなかったから普通の近所にある高校に行くって……。
「え、何で覚えてねぇの？クラス中それで大騒ぎだったんだけど？」
「覚えてナイ…」
「マジかよ」
そんな記憶無いけどな……。
あーー燈矢に悪い事しちまったな。一年しか会えないけど、折角燈矢と同じ学校に行ける筈だったのに。
推薦貰えなかった事言った時の燈矢の顔は、もう見たくはない。
「A、お前本当に大丈夫か？」
「何が？」
「やっぱり自覚無しか……。まあ、予想はしてたけど…」
「何だよ。スズキの方ガ変だぞ」
「それは、お前等 が可────
………いや…なんでもない。何かあったら直ぐ言えよ？お前は自分の感情を溜め込みやすいからな」
「お前は俺ノ、兄貴か何かカヨ」
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
前回の内容が少し気に食わなかったので書き直しました。
おっちゃんゴメンヨ。どうせなら過去編はビッタリ終わらせたいから。
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成瀬 - めちゃめちゃ気になるところで終わっていた…🥺 もしまだ更新する予定があれば待ってます…！！ (3月3日 23時) (
レス) @page19 id: 9d92badf53 (このIDを非表示/違反報告)
えぼし(プロフ) - コメントありがとうございます！私の作品が、性に合っているならよかったです。これからも更新頑張ります！ (2022年10月31日 22時) (レス) id: 0e1ad52da6 (このIDを非表示/違反報告)
かのん - この作品は私に性に合っていて読みやすいです!これからも更新頑張ってください❣️ (2022年10月31日 21時) (レス) @page5 id: 6d2e49b1f6 (このIDを非表示/違反報告)
えぼし(プロフ) - 湖水さん» コメントありがとうございます！即興で書いたので話しの内容がまだ思いついていないのですが、面白くなるよう頑張ります！ (2022年10月8日 7時) (レス) id: 0e1ad52da6 (このIDを非表示/違反報告)
湖水(プロフ) - テンポよく進んでいてとても読みやすいです！主人公と荼毘の会話が面白く、尊い...素晴らしいお話をありがとうございます!! (2022年10月8日 3時) (レス) @page6 id: 74d17b21fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えぼし | 作成日時：2022年10月7日 17時
