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gr.side
ロボロから連絡があり、中距離部隊が想定以上の敵と遭遇し、Aが1人でその現場に行ったとのこと。
思ってもなかったハプニングだが、むしろ好都合だ。このまま行けばゾムは早めに王の首がとれる。
控えていた部隊をAの元へ向かわせているが、控えていた部隊は逆方向にいる。到着するまでは、まだまだかかる。
クッソ...速くAの所へ行ってくれ。
そこで、俺のインカムが鳴った。相手はA。
gr「A！大丈夫か！？」
『ﾌｯ...驚いたな、第一声がそれとは。俺はまだいける。大丈夫だ。
だが、少し聞いてほしいことがあるんだ。』
gr「...なんだ？」
Aの声と同時に聞こえる金属音や、銃声から、戦いながらインカムを繋げていることが伺える。器用な奴だ。
『...お前は、いつしか聞いたな。
何故強くなったのか、何を恐れているのか、と。
俺は、弱かった。
何も出来ず、家族も大切な人も守れなかった。
それがとても、とても嫌だった。
ただ、見ているだけの俺が嫌いだった。
だから、俺は強くなりたかった。強くなれば、どんな人であろうと守れる。
だが、俺は強くなるにつれて、恐れるものが出来た。
本当に恐れているもの、それは"死"だ。
強くなって、生きていくにつれて、死を恐れるようになった。
俺は他人の生を奪っているのにも関わらず、俺が生きていることを本当に良いものなのか、俺自身では判断できない。
大切な人達を守る為なら、俺は身を滅ぼしもいいと言ったが、それも嘘になるな...。』
gr「...。」
その言葉を聞いた時、俺は理解した。
Aの強さは自身の弱さを打ち勝つ為、だが、それ以上に恐れるものができた。
偶に悲しそうな瞳をするのは、生きていてもいいのか、しかし、死にたくないという矛盾からであると。
その後、Aは力強い声で言う。
『だが、俺は決心がついた。』
gr「ﾊｯ...何をするんだ！」
『威力が馬鹿強い爆弾を起動させる。まぁ、俺の命はないだろう。』
gr「やめろ！死ぬな！」
『ﾌｯ...止めるなよ、グルッペン。やっと決心がついたんだ。』
gr「ダメだ！」
『ありがとう、グルッペン。
.........お前は最高の総統だ。』
その声が聞こえた刹那。
大きな爆発音がした。
その爆発音と共にAとの通信が途絶えた。
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ゆかり(プロフ) - あうあさん» ありがとうございます！最後まで読んでいただきありがとうございました！(*´∀｀)番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月12日 20時) (
レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - 最っ高でした。完結おめでとうございます！お疲れ様でした！！番外編楽しみにしています！ (2020年5月12日 20時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - らうさん» ありがとうございます(*´∀｀)ベルア国と白い人ですねφ(.. )了解です！番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
らう - お疲れ様でしたー！！本当にめっちゃもうすごい楽しかったです！！(?)ちょっと寂しい気もしますが…番外編、楽しみにしています！！！ベルア国の幹部？さん達との絡みも見たいですね…！！某白い人との絡みも見たいなーなんて…()番外編も頑張ってください！！ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 6a8d655ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 奈飴亜@歌い手色の占ツク民達さん» ご丁寧にありがとうございます(*´∀｀)アイラの恋について私も応援したいですね！番外編が出るまで時間がかかるかもしれませんが、お待ちください☆ (2020年5月11日 17時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2020年4月9日 23時
