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Aside



俺はアイラが気絶したのを確認し、インカムに手を伸ばす。



『グルッペン、作戦成功だ。スパイを確保した。』

gr「よくやった。...だが、もっと他に方法があっただろ。見てるこっちがヒヤヒヤしたゾ。」

『...俺は弱くないぞ。すぐやられるなんて思われては困る。』

gr「...そうじゃない、俺はお前の強さを認めている。だが、自らを犠牲にしなくても...。」

『本来はもっと他の方法にするつもりだったが、仕掛けられる方が早かったんだ。

方法はどうであれ、スパイを捕まえられたんだ。俺も怪我していない。』

gr「...スパイは地下牢に入れてくれ。」

『あぁ、分かった。』



俺はアイラを担ぎ、地下牢へと向かう。


グルッペンの声はいつものような声ではなく、少し悲しそうだった。

それは彼の優しさか同情か。

俺はよくわからないな。



ut「あ。」

『あ。』



タバコをくわえた鬱先生とばったり会った。



ut「A、何してんの?その子、新人のメイドやろ?」

『此奴はスパイだ。元ベルア国の国王護衛部隊大臣、その本性はM国潜入調査長だ。』

ut「え!M国!?M国はうちと並ぶ軍事力があるって言われてる国やで!」

『あぁ、そうだな。...近々、戦争になるような気がするぞ。』

ut「マジっすか...。」

『鬱先生、此奴から上手く情報を吐かせろよ。』

ut「!任せろ!」

『...頼もしいな。じゃあ、俺はこっちだから。』

ut「おっけ。じゃあ、おやすみ。」

『あぁ、おやすみ。』



そう言って、鬱先生と別れ、地下牢にアイラを入れる。


俺は部屋に戻って、眠りについた。

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ゆかり(プロフ) - あうあさん» ありがとうございます!最後まで読んでいただきありがとうございました!(*´∀`)番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月12日 20時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - 最っ高でした。完結おめでとうございます!お疲れ様でした!!番外編楽しみにしています! (2020年5月12日 20時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - らうさん» ありがとうございます(*´∀`)ベルア国と白い人ですねφ(.. )了解です!番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
らう - お疲れ様でしたー!!本当にめっちゃもうすごい楽しかったです!!(?)ちょっと寂しい気もしますが…番外編、楽しみにしています!!!ベルア国の幹部?さん達との絡みも見たいですね…!!某白い人との絡みも見たいなーなんて…()番外編も頑張ってください!! (2020年5月11日 23時) (レス) id: 6a8d655ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 奈飴亜@歌い手色の占ツク民達さん» ご丁寧にありがとうございます(*´∀`)アイラの恋について私も応援したいですね!番外編が出るまで時間がかかるかもしれませんが、お待ちください☆ (2020年5月11日 17時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆかり | 作成日時:2020年4月9日 23時

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