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no.side
rb「えー、これで手合わせは最後です。
両者とも準備はいいですね？」
ロボロは3人を見回して言う。
rb「それでは、トントン、ゾム対A、始め！」
その声と同時に動いたのはゾム。
ゾムは地面を強く蹴って、Aに瞬時に近づいた。そして素早い攻撃に入る。連続的に降り注ぐナイフの攻撃は普通の兵士にはとても受け止めきれないだろう。
そう、"普通の兵士"ならば...。
Aはゾムの攻撃を全て防いでいた。剣をくるくると回し、ナイフが振られるところを全て剣で受け止めた。
そんな中、トントンはゾムの早い攻撃には手を加えず、2人動きをしっかりと見て、自分のタイミングでAを攻撃する。
トントンがAの後ろに回り剣を振る。トントンはここの軍隊の中では一番と言っていいほど力が強い。普通の兵士ならば、トントンの攻撃を受け止めきれずに倒れてしまう。
そう、"普通の兵士"ならば...。
Aはトントンの方を正面に向き2つの剣で受け止める。2つの剣で止められた、トントンの攻撃はピクリとも動かず、睨み合いが続く。
そこで声が掛かる。
zm「ﾋﾋｯ背中ががら空きやで！」
いつの間にか、ゾムはAの後ろに回り、とどめを刺そうと、ナイフを振る。
誰もが、ゾムがAに勝ったと思った。
しかし、Aはトントンの剣を受け止めるのを1本の剣に変え、もう1本の剣を後ろに回し、ナイフを止めていた。
『...予想が外れて、残念だったな、ゾム。戦っている相手に対し、隙を見せないのは当たり前であろう？』
Aはそう言って、トントンとゾムを弾き飛ばし、A自身の体勢を整える。
『ここまでお前たちの力量を測っていたが、お前たちの力はそれほどか？お前たちなら、もっと出来るはずだぞ。
今度はこちらからいこう。
しっかりと構えておけよ？』
そう言って、Aは攻め始める。
Aの攻撃は早く、そして重い。もしかしたら、トントンよりも強い力が有るのではないかと錯覚してしまうほどに重たい攻撃を受けた。
それでも、2人は懸命にかつ、2人で合わせながら、Aに攻撃を仕掛ける。
しかし、その攻撃はひらりひらりとかわされ、もしくは剣で受けられ、Aに当たることはなかった。
Aは途中で帽子が落ちても、2人への攻撃を止めなかった。
その攻撃はとても滑らかで、マントまで計算されたような動き。
それはまるで【剣舞】のようだった。
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ゆかり(プロフ) - あうあさん» ありがとうございます！最後まで読んでいただきありがとうございました！(*´∀｀)番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月12日 20時) (
レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
あうあ - 最っ高でした。完結おめでとうございます！お疲れ様でした！！番外編楽しみにしています！ (2020年5月12日 20時) (レス) id: 8787b22be6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - らうさん» ありがとうございます(*´∀｀)ベルア国と白い人ですねφ(.. )了解です！番外編が出るまでお待ちください☆ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
らう - お疲れ様でしたー！！本当にめっちゃもうすごい楽しかったです！！(?)ちょっと寂しい気もしますが…番外編、楽しみにしています！！！ベルア国の幹部？さん達との絡みも見たいですね…！！某白い人との絡みも見たいなーなんて…()番外編も頑張ってください！！ (2020年5月11日 23時) (レス) id: 6a8d655ba3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 奈飴亜@歌い手色の占ツク民達さん» ご丁寧にありがとうございます(*´∀｀)アイラの恋について私も応援したいですね！番外編が出るまで時間がかかるかもしれませんが、お待ちください☆ (2020年5月11日 17時) (レス) id: 90177999dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2020年4月9日 23時
