【wrwrd】あの日の恩人【軍パロ】【男主】

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Aside


向かってきた全ての兵を気絶させたと同時に曲が終わる。


楽しかった。もっと続けばよかったのに...。


『私のダンスはいかがだったでしょうか？まだまだ夜は長いです。パーティーをお楽しみください。失礼いたします。』


俺は煙幕を使って、その場から離れる。
我々国にはメモを渡したから、すぐにパーティー会場から離れてくれるはず。



俺は白国の兵がまとめてくれた荷物を受け取り、シータ国の門のところへいく。


白国にお願いしたことは、
・演奏する人を手配すること。
・シータ国へ侵入し、俺のサポートすること。

どちらも全うしてくれた。
ほんとにぴくとには感謝してる。




数分後、我々国の皆さんがやってきた。


『パーティーはいかがでしたか？』

gr「とても面白かったゾ！
特にお前にはとても驚かされた！

少し話したいことがあるんだ。一緒に我々国に来てくれるか？」

『わかりました。』



そして、俺は我々国の皆さんと馬車に乗る。





いや、気まず！！

なんで、みんなこっちを見てくるんだ...。



『...あの、何か私の顔についてますか？』

gr「少し、質問をしていいか？」

『いいですけど...。』

gr「なぜ我々の依頼を受けてくれたんだ？」

『...あなた方はいい人ばかりだと、噂で聞いておりました。私は、いくつかの条件を元に依頼を受けております。...あなた方はその条件を満たしていた。だから依頼を受けました。』

gr「ちなみに、条件というのは？」

『一つは依頼対象が悪人であること。私は善人を殺したり、痛めつける依頼は受けません。
一つは私に出来る依頼であること。私は殺しはできますが、私自身が死ぬような無理な依頼はしません。

...私は悪いことに使われることが嫌いです。そのため、私が受けている依頼について気まぐれで受けている、なんて思う人も多いでしょう。』

gr「...あなたは、優しい人だ。」

『...そうでしょうか。』



gr「ついたようだな。」



gr「ピエロよ、我々はあなたを歓迎する。」


『ありがとうございます。』








ピエロの正体もわからないのに、受け入れるのか。




俺なんかより、


あなた達の方がよっぽどいい人だ。

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