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深澤side
いつもならうるさいほど賑やかな夕飯も、みんな今日はあまり喋らなかった。
さっき翔太を呼びに行ったけど、ご飯はいらないって。
でもさすがに体に悪いからと、舘さんがお盆に乗せて後で持って行くって言ってた。
ラ「なんか静かだね」
「うん、佐久間がいるのに静か」
佐「だってこんな状況で騒いでいられないもん」
「だよな」
なんて珍しく大人しい。佐久間も佐久間で色々考えてるんだろうな。
照「俺、翔太に言いすぎたかも」
康「俺も。なんかモヤモヤするから照にい後で一緒に謝ろう」
照「だな」
と、申し訳なさそうにする2人。
みんな翔太のことで頭がいっぱい。
舘「俺、翔太の部屋に行ってくる」
そう言う舘さんに皆が頷く。翔太のことを1番分かってそうな舘さんが行くのにみんな賛成なのだろう。
舘「ふっかも来て」
一瞬俺?って思ったけど、最年長である俺を誘ったのには理由があるはず。
大人数だと話しずらいと思い、後のみんなは1階に残り。
.
コンコン
「翔太...入るよ?」
翔「...」
ベッドに倒れ込んでいる翔太。
舘「ねぇ、翔太」
翔「なに」
舘「最近何かあった?」
布団に顔を伏せてる翔太に話しかける。
翔「別に、」
「強がらないで頼ればいいのに」
翔「...」
布団を強く握りしめる姿に、鼻をすする音が聞こえた。
翔「俺の気持ちなんか、誰にも分からないよ!」
声をふるわせてそう言う。
しばらく沈黙が流れたところで、舘さんが口を開く。
舘「...翔太、ゴメン。俺ら翔太の気持ちに気づいてあげられなかった」
「俺も、ゴメン。何も出来なくて」
翔「えっ...」
謝る俺らに、翔太が顔を上げる。
舘「俺らって頼りないかな?」
翔「...そんなこと、ない」
「俺、困った時や悩んでいる時に頼りにできるのがメンバーだと思う」
舘「そうだよ。辛い時は頼る。お互い様、助け合わないとね」
翔「メンバー...」
舘「うん。翔太、ゆっくりでいいから、何があったか話せる?」
その舘さんの言葉に翔太が頷く。
体を起こして体勢を整え、話し始めた。
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Ruru - リクエストです!! めめがお仕事忙しかったりお仕事が上手く行かなくストレスを溜めてしまいそのストレスが原因で吐血して倒れてしまうシチュエーションでお願いします。看病はSnow Manの皆でお願いします!! (2020年7月30日 18時) (レス) id: e05d780a0e (このIDを非表示/違反報告)
プリン - さくらさん» リクエストありがとうございます!了解です。遅くなりますがお待ちください! (2020年5月6日 14時) (レス) id: 631859b9ff (このIDを非表示/違反報告)
プリン - リクエストありがとうございます!了解です。遅くなりますがお待ちください! (2020年5月6日 14時) (レス) id: 631859b9ff (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 名無し45549号さん» リクエストありがとうございます!了解です。遅くなりますがお待ちください! (2020年5月6日 14時) (レス) id: 631859b9ff (このIDを非表示/違反報告)
プリン - King &PrinceLove さん» リクエストありがとうございます!了解です。遅くなりますがお待ちください! (2020年5月6日 14時) (レス) id: 631859b9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プリン | 作成日時:2020年4月26日 17時