魔女っ子ありるんの恋パート２ (ページ16)

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デートに行こー！その４ページ16

side山田
自分の気持ちに気づき、知念にアタックし始めてはや数日
今日は知念と二人っきりでデート♡のはずが…

涼「おかあーさーん！！」

涼「ぎゃぁぁぁぁー」

涼「もう無理…」
侑「涼介いじるの面白ーい」

二人っきりじゃないし、知念はさっきから絶叫系やお化け屋敷ばっかり！
カッコイイ所全然見せられてない…

侑「涼介？少し休む？」

せっかく今日の為にプランを考えたんだ
せめて、これだけは！

涼「なら、休むついでにあれに乗ろう？」
侑「あれって…。観覧車？」

・

侑「………。大丈夫なの涼介？」
涼「だ、大丈夫だよ。下を見ておけば」

観覧車なら個室だし、ロマンチックだと思ったのに…
なんで俺は高所恐怖症なんだよっ！

侑「ふふっ」
涼「笑うなよっ///」
侑「自分が乗りたいって言ったのに。よくそれで空を飛んで私を追いかけることができたよね」
涼「あのときは焦ってたんだよ」
侑「ふふふっ。でも私は好きだよ。いつもはビビリの癖に、いざって時はカッコイイ涼介が…」

今…好きって///

涼「それって…もしかして…」
侑「そうだよ。私は涼介が今でも好きなの///」

顔を赤らめながら言う知念がすごく可愛くて…

涼「本当に知念大好きだー！」
侑「ちょっ。抱きつかないでよ//」

涼「俺ら、恋人でいいんだよな？」
侑「当たり前でしょ。けど、また前みたいなことしたら速攻で別れるからね」
涼「そんなこと絶対しないよ」

約束忘れたり、誰かに言われるまで本当に好きな人に気づきなかったり…

いろいろ知念を悲しませることをしてしまった
けど、もうそんな想いさせたりしない

今度はお前が嫌でも離れてやらないからな

覚悟しろよ。知念