魔女っ子ありるんの恋パート２ (ページ12)

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Let's調査！その２ページ12

side有岡
その後伊野ちゃんと薮ちゃんも帰っていっていつの間にか夜になった

光「お風呂上がったよ」
雄「じゃあ俺入るね」

と言って、髙木は服とか持ってお風呂に向かっていった

光「……よし！行くよ大ちゃん」
大「行くってどこに？」
光「髙木の部屋だよ」
大「髙木の部屋！？怒られちゃうよ」
光「いいからいいから」

・

光「けっこう部屋の中片付いてるね」

結局、ひかについて行っちゃって今は髙木の部屋の中

でも私も気になっちゃって、本棚とか調べたりしちゃってる

大「髙木の本棚ってマンガとかが多いね」
光「確かに。あ、これ海の写真だ」
大「ほんとだ。キレイだね」
光「そうだね。……あれ？これって…」

そう言ってひかが見せてくれたのは一冊の本
この本どっかで見たような…そうだ！

大「魔導書にそっくり！」
光「だよね！でもなんで髙木がこれを？」

なんでだろう…
魔法使いだったら私かひかが魔力を感じ取ってるはず…

大、光「うーん…」

ガチャ

雄「…なんで二人ともここにいるの？」
光「た、髙木」

どうしよう…バレちゃった
こうなったら正直に言おう！

雄「それ…」
大「髙木。これ何？魔導書なの？」

雄「………ふふっ。開いてみなよ」
大、光「……！！」

本の中にはページが無くて、代わりにクリップや写真が入ってた

雄「驚いた？それ、本の形をした小物入れなんだ」
光「なんだ…びっくりした〜」
雄「はいはい。二人とも部屋に戻りな」
大「はーい！おやすみ」
光「おやすみー」
雄「はい。おやすみ」

やっぱり髙木が魔法使いなわけないよね

side髙木
雄「はい。おやすみ」

ガチャリ、と部屋のドアが閉まる音がした

本当にびっくりした〜

本型の小物入れを開き、入ってた写真を取り出す

これをよく見られたらバレてたな
だってこの写真には俺と、２人も知ってるあの２人が写ってるから…

このことがバレたら二人ともびっくりするからね

このことを話すのはもう少し先でもいいかな…