7人のパパ 2nd

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淳「こら、のんちゃんアンパン食べるのはいいけどポロポロ落とさんとって」









真っ暗な部屋、窓にはカメラを設置し俺たちは双眼鏡でストーカー野郎の家を監視する









『なぁ、淳太、寒い。』









淳「だから、厚着してこいって言ったやろ、そんなこともあろうかと一応毛布は持ってきたけど」









淳太とペアだとこういう時すごく助かる









『にしてもさ〜このストーカー野郎も顔は悪くないしむしろ可愛い顔してんのになんでそういうことやっちゃうんやろうな』









淳「生まれてきた環境によって人間は変わるって言うしな、何かがこいつを曲げたんやろ、最低な野郎やけど可哀想なやつや」









『でもさ、こいつの次のターゲットの女の子はよっぽど可愛いんやろうか、こんな美男子に好かれて嫌な奴はおらん気するけどなあ、どんな女の子なんや』









淳「いや、ストーカーならまだしも、こいつは手まで出してもうてるからな、被害者の気持ちを考えると心が痛いわ」









『今頃ターゲットの女の子は気づいてるんやろうか、狙われて写真撮られて、って、、』









淳「写真撮られてるかはわからん、ただでさえカーテンすら開いてなくておるかどうかは明かりがついてるかついてないかで判断してるくらいやし」









『なにしてんねんほんまちょっとくらい顔、、っ
淳太！！！！開いた！双眼鏡！！！！！！』









カーテンを開けベランダに出てくるストーカー野郎、タバコを一服するためのようだ









淳「すぐ使えるように首に下げとけ」









『もう早く！！！』









淳太の持つ双眼鏡を奪い取り容疑者を拡大する









『いや〜やっぱり顔はイケメンやな〜』









淳「そこじゃない！まずは部屋の中見てくれ」









『あ、そうやった、ズームズームと』









双眼鏡を動かしゆっくりとズーム









『淳太！！！！写真ある、何枚も貼ってある！」









淳「よし、ストーカー確定、パソコンと双眼鏡はもう繋げてるからその子の顔アップして写真撮りたい」









『おう、えーと、ずーむーーー









は？』




















俺は戸惑った、ズームした何十枚の写真の先には
楽しそうに笑う何人もの









Aがいた

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