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ブチャラティside ページ16

大きなダメージを受けた身体で起き上がる。さっきの拳で歯が1本抜けたらしく、歯茎から血が溢れ出て、血の味が口内に渡った。


何だ今のは…これが、ジョルノ・ジョバァーナの能力なのか?


「お互い、数メートルぐらいの距離しか能力は届かないようですね」


俺を見下ろしながら近づいたあいつはそう言った。


「調べたところによると、どこの組織にも属していない…ただの15歳のガキだと思っていたのに…ジョルノ・ジョバァーナ。お前がルカをやったんだな…!何故ルカをやったのか?ボスはそれを知りたがる」


「"事故"だったと言っても信じてはもらえないんですよね…で、ぼくは"始末"されるってわけですね」


この時、俺は相手を初めてただ者じゃあないと思った。


こいつ、本当に15のガキなのか?何だ、こいつからの雰囲気は?


「あなた…"覚悟して来てる人"…ですよね。人を"始末"しようとするって事は、逆に"始末"されるかもしれないという危険を、常に"覚悟して来ている人"ってわけですよね」


この奴の言葉に雰囲気の正体を理解した。


こいつ…俺を殺る気だ…"マジ"だ…小僧のくせにこのオレを始末しようとしている


そして、奴自身を理解した。


こいつにはやると言ったらやる…



"スゴ味"があるッ!!



ジョルノのスタンドの拳が襲いかかる。すかさず、オレのスタンド スティッキィ・フィンガーズを出し、こちらも拳で弾いた。スタンドは何度も攻撃しに来るが、交わしたり弾いたりと攻撃を躱す。


「犯人を生かして連れて来いとは言われていない。ここでやり合ってもいいが…おまえのこの異常な能力に触れる危険はもうコリゴリだ。少し離れよう…一旦、距離を置いてから貴様を始末させてもらう」


ジョルノから離れ、スティッキィ・フィンガーズの能力で壁にジッパーを取り付けると、そこから脱出した。そして、(ナマエ)と合流するためその場から離れたのだった。

ジョルノside→←夢主side



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ぱるめん(プロフ) - お久しぶりです。コメントありがとうございます!これからも応援をよろしくお願いします! (2019年1月13日 22時) (レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
ニックネーム(プロフ) - すごく面白くて続きが気になります!更新がんばってください!! (2018年12月5日 16時) (レス) id: 8b8855a9c6 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - あ〜良いこと言う!! (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるめん(プロフ) - 確かに、助け合いは大切ですね。何かあれば、またお願いします。 (2018年12月2日 23時) (レス) id: 5159b5f555 (このIDを非表示/違反報告)
十音 - コメ返に追い付けないww (2018年12月2日 23時) (レス) id: 75f3298f74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱるめん | 作成日時:2018年11月30日 20時

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