ジョングクくんとの甘い日常。 (ページ20)

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帰り道ページ20

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「3時間も寝てたとかズルすぎ」

『俺もそんな寝てたなんてびっくり』

なんて、誰もいない
綺麗な夕日が映し出されている道を

グクは自転車を押しながら、
私の歩幅に合わせて歩いてくれる。

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「ああ、ついちゃった。」

ユンギ先生に怒られたとか
授業ちゃんと今日は真面目に受けたとか

他愛のない話をしてるうちに
もうあっという間に私の家の前。

ほんとにあっという間着いちゃったから

少し寂しいな、なんて思ってしまう

「……今日私、グク不足してる」

『俺もA不足』

「…………………もっと一緒に居たい」

私は、ギュッとグクの手を握ると
はぁ〜っ…とグクは溜息をついた

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『そんな可愛い事言うから。
帰したくなくなるじゃん』

グクはそう言って、
私を優しく抱き締めた。

体中に広がるグクの香り。

落ち着くなあ…

「…グク、私の家泊まる？」

『いや、なんも準備してないし
今日親いないの？』

「ううん」

『え、じゃあダメじゃん(笑)』

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「…さみしい」

『分かったよ、帰ったら電話する』

「まってるね」

『うん、まってて。俺ダッシュで帰るから』

「ばいばい…」

『まっててね、』

と、私の頭にちゅっとキスをして
グクが自転車に乗った

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『もう、そんな泣きそうな顔しないで(笑)』

「だってえ〜〜！！！」

『ほんとに帰れないから〜(笑)
じゃあね。』

「うん、ばいばい」

グクはそう言うと、自転車を漕ぎ始めて
反対方向へ走っていった。

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「ただいま〜…」

寂しいな、なんて思いながら家に入ると
何故かニヤニヤしながらこちらを見てくる
オンマの姿

「…何」

私はそう言うと、冷蔵庫から
冷やしておいたペットボトルを取ってきた

母「彼氏イケメンねえ〜」

「ぶっ！！！」

母「もう〜！バカ！！」

「か、か、彼氏？」

私は驚きのあまり
お茶を吹き出してしまった。

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