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「なーんだ、よかったぁ」
「もう僕ほんとにいのちゃんのこと好きー！」
「うるさいなぁもー！俺も基本好きだけどそーゆーとこだけヤダぁ！」
「え……嘘だろ、もしかしてそういう……」
からかわれて反論してるところに、山田が到着した。
驚いた顔してるけど。
ちょっと緊張。
「あ、涼介おつかれー」
「お、おつかれー」
「おつかれーじゃなくて！
知念と伊野尾ちゃんてもしかして付き合ってんの！？」
「「そんなわけないでしょ」」
あ、声揃った。
ただのじゃれあいなのに、本気かと思ったの？
もう可愛いよねぇ。
山田は、向かい合わせに座ってる俺と知念を見て、俺の隣に座ろうとした。
あ、どうしよ。
「はい、涼介は理性がぶっ飛んだ時のためにこっち側に1人！
僕といのちゃん2人で座るから！」
「えっ」
有無を言わさず知念が席替え。
ホッとした。
山田が腑に落ちないって顔してるけど。
でも知念の言葉はちゃんと聞くんだよね。
「で、何話してたの？」
「ん？いのちゃんが、涼介に血を吸われたから吸血鬼になっちゃうんじゃないかって心配してるのが可愛いって話」
「ちょ、知念！」
「あはははは、そうだったんだ！」
山田にも笑われた。
クソ……だって心配だったんだもん……。
「それはないから安心して伊野尾ちゃん」
「充分伝わった！」
また笑いが起きて、恥ずかしい。
でも、気まずさみたいなのは薄れてて。
山田は店員さんに注文してる。
料理や飲み物が届いて、店員さんが居なくなってから、山田が続けた。
「んー、まあでも、無くはないよ？
人間を吸血鬼にする方法」
「え、そうなの？」
「うん。
俺は一族の末裔、つまり純血なんだけど。
純血の吸血鬼の血を人間が飲んだら、その人間が吸血鬼になるんだよね。
まあ、お互いの合意がなかったらムリヤリ飲ませてもそうはならないんだけど」
さらりと話してるけど、いいの？
なんか秘密的なものじゃ……。
「いいの涼介？喋っても」
「うん、まあ秘密ではあるけど、2人なら大丈夫っしょ？」
信頼、されてる。
ちょっと嬉しい、かも。
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りりた(プロフ) - ひぃψ(｀∇´)ψさん» ありがとうございます！完結状態でしたのでまだお読み頂ける方がいらっしゃってすごくうれしかったです！コメントも頂けて、また本能シリーズ、機会があれば書きたいなと原動力になりました(笑)本当にありがとうございました！ (2017年11月2日 18時) (
レス) id: 068b0a2ee5 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - 夏夢さん» ありがとうございます〜！自前猫耳だった音楽番組の日を混ぜてみましたが、汲み取って頂けて嬉しいです(笑)誘い受けは書くのが難しいなと勉強になりました…。また、本能シリーズ書けたらなと思いますwありがとうございました！ (2017年11月2日 18時) (レス) id: 068b0a2ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃψ(｀∇´)ψ(プロフ) - 本能シリーズ本当大好きです！更新通知見て嬉しくてコメしました。いやーいい！ありがとうございました(o^^o) (2017年11月1日 7時) (レス) id: 510a5838d9 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - お久しぶりですー！またこの二人に会えるとは！しかもあんなせくしーな吸血鬼とか！山田うらやま！想像だけで震える(危)いのちゃんが君のものだなんて！…あの自前猫耳の破壊力凄かったですよね(￣▽￣;)ビバハロゥイン♪ (2017年11月1日 6時) (レス) id: 71f7ba549b (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - 夏夢さん» 夏夢さんお久しぶりです〜！コメントありがとうございます！そーだそーだ、楽しんじゃえー(￣∇￣)えへへへ、コメントほんと嬉しいのでどんどん絡んでください(笑)ほんとにありがとうございましたー(*^ω^*) (2017年7月10日 23時) (レス) id: 068b0a2ee5 (このIDを非表示/違反報告)
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