Look at Me!! (ktin) ページ14
「圭人！」
「わっ、え、何いのおちゃん」
「また俺越しの鏡見てただろ」
メンバー全員のいる楽屋で、いのおちゃんと２人で話していた最中のこと。
ついつい視線が動いてしまったのをいのおちゃんは見逃してはくれなかった。
番組でも言ったのに、と俯いてしまう。
「ごめんね、いのおちゃん」
「もういい」
「いのおちゃぁん」
まずった。
この拗ね方はなかなか元通りになってくれないやつだ。
どうしよう、おろおろしていると、ちょっと涙目になったいのおちゃんが俺を睨んで言う。
「ずっと鏡見て、チェックしてればいいじゃん。
俺大ちゃんとこ行ってくる」
「あっ……」
「大ちゃーん！」
「おっ、伊野ちゃーん圭人は？」
「しーらないっ！」
いのおちゃんは、少し離れたところで喋ってた光君とか大ちゃんとかの方へ行ってしまった。
あーあ。
「あーあ」
「あーあ」
「ちぃちゃん、やまちゃん……」
心の中読めるみたいに、合わせるように言われて余計にグサッとくる。
いのおちゃんと話してたから気を遣って離れてくれてたけど、今はいのちゃんも楽しそうに大ちゃんたちの会話に混ざっているから、やまちゃんちぃちゃんもこちらに近づいてくれた。
「お前ホントバカだろ」
「せっかくいのちゃんとおしゃべりしてたのに」
「うぅ……ちょっと泣きそう……」
「泣いても伊野尾ちゃんは機嫌治してくれねぇぞ」
やまちゃんの一言がグサッとくる。
一応いのおちゃんとはお付き合いをしているわけだけど、俺はなかなか自分からアクションを起こせなくて。
「いつまでも女々しい感じだと、いのちゃんに嫌われちゃうよ」
「むしろ俺が伊野尾ちゃん貰うぞ」
「僕もいのちゃんならお付き合いしたい」
「やめてよぉ……」
二人がそんなぐいぐい来ちゃったら、自信ないよ……。
そう言っていのおちゃんを見れば、いのおちゃんもこちらを見ていたようで、目があった。
でもすぐに反らされる。
大ちゃんに抱きついて会話を続け始める。
ねぇ、ちょっと距離近くない？
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りりた(プロフ) - まみさん» こんにちは、りりたです。小説が完成しましたので移行先にてお読みいただけますと幸いです。宜しくお願い致します。 (2017年4月4日 17時) (
レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
まみ - ありがとうございます。嬉しいです。 (2017年4月4日 9時) (レス) id: 2d32cf5372 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - まみさん» かしこまりました。こちらのページが現在いっぱいになってしまいましたので、移行後に書かせて頂きたいと思います。少々お待ち下さい。 (2017年4月4日 0時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
まみ - できれば家に帰ってから嫉妬するという感じがいいです。でもどんなやまいのも好きなので何でも大丈夫です。 (2017年4月3日 23時) (レス) id: 2d32cf5372 (このIDを非表示/違反報告)
りりた(プロフ) - まみさん» たくさんいらっしゃる素晴らしい占ツクの作者様の中から、お選び頂いて、こうしてリクエストして頂けることは光栄なことだと思います。リクエストの、事件をやまいので、というのは芸人さんを山ちゃんに置き換えてということですか？ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 617a50f5a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりた
| 作成日時：2016年12月2日 4時
