60 新人のユギョムです ページ10
YG「やぁみんなお疲れ、僕はGOT7のユギョムだよ。
今日から暫くここでバイトするので、みんな、どーぞよろしくぅー(笑)。」
ははは。
なんともしまりがないふにゃふにゃした挨拶だこと。
って思っていたら、
ジニョンさんが、すぐにユギョムくんの耳を掴んで斜め下にギュッと引っ張った。
YG「いてててて…。」
JN「おい!
なんだよそのふざけた挨拶、もう一回やり直しだ!
GOT7の1人としてバイトさせるワケじゃない、みんなと同じ立場で働いて貰うって、さっき話さなかったか?」
YG「そっか、そうだった(笑)。
じゃ改めて…、皆さん、おはようございます。
次の活動の為に会社から少しお休みを頂いたので、僕はここで、皆さんのエネルギッシュなパワーを貰いたいなと思いました。
だから皆さん、どうぞ宜しくお願いします。」
おふざけは一切ナシ、
皆をゆっくりと見渡しながら、しっかりとした口調で挨拶をするユギョムくん。
なんだ、
ちゃんと挨拶出来るじゃん。
JN「ってこと(笑)。
だから特別扱いは一切しなくていいよ。
さっきも言ったようにみんなと同じ条件で働かせるから、いつもと変わらず、いや、いつもよりもっと厳しく、こいつにしっかり仕事を教えてやって。」
偉大な先輩に対してそんなこと出来ないと、
ざわつき始めるスタッフ達。
ん?
なんの事?
JN「ハイハイ静かに!
じゃあさ、もしこの少しの休みの間で、こいつをデキるスタッフに仕上げられたら、
月末評価に加点を付けてやってって代表に掛け合ってみるけど ?」
「うおおおぉぉぉぉ!」
「そういうことなら、話は別だよね(笑)。」
異様に盛り上がるスタッフ達。
月末評価?
加点を付ける?
JN「ははは、いいぞその調子。
じゃ、どんな風に教育するか、今からみんなで考えてね。
ハイ、これで朝礼終わり。」
すぐにリーダーらしきスタッフ数人が早口で討論し始め、
ゆうさんやお姉ちゃん抜きで、他のスタッフに細かく指示を始めた。
ゆう「ね、みんな凄いでしょ(笑)。」
A「はい!」
ゆう「この子達みんな、ジニョンさんの事務所の練習生なの。」
A「なるほど。
だからみんな容姿端麗で、やけにしっかりしてるんだ?」
ゆう「ま、そーゆーこと。
じゃ、私達はSunny cafeに戻るわよ。」
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作者名:じぇびにゃん(*´ω`*) | 作成日時:2019年11月25日 20時