72 いつ出来る ？ ページ22
ＪＮ「あれ？ユギョムは？」
A「どこ行ったんだか…。
急に店を飛び出しちゃって。」
ＪＮ「ま、いいや(笑)。
じゃAさん、ちょっとこっちに来てくれる？」
半個室からヒョコッと顔を出したジニョンさんに手招きされ、
二人の前に座る私。
あーもー、
距離が近いのなんのって(笑)。
そっか。
バイト君が居ない時は、
きっと店の中でもいつもこの距離感なんだ。
いいよなぁ、
ホント幸せそうで。
ＪＮ「ゆうから、今日のAさんの仕事ぶりを聞いたよ。
予想以上になんか色々凄いんだって(笑)？」
A「いえ、そんな…。」
ＪＮ「で(笑)。」
A「で？」
ＪＮ「ホームページはいつ出来る？」
ゆう「店が忙しくて、まだ何も打ち合わせしてないの。
だからそんなの、すぐに出来るワケない、ね、そうでしょ？」
A「はは、ははは。」
ＪＮ「だよねー、だと思ったー(笑)。
でもさー、僕、さっき代表に叱られちゃって。
１日でも早くSNS関係の強化をしろ！
今時、店の情報をSNSで配信しない店がどこにあるんだ？ってさ(笑)。」
ゆう「売上達成したから誉めてくれるのかと思いきや、まさかのダメ出しー(笑)。」
A「ははは、ま、でもその通りですよね。」
ゆう「ね(笑)。
でも今まで何もしなかったワケじゃないのよ。
何かそーゆーの、やってみようと思って途中までやりかけたんだから…」
A「でも結局やりきれてないと(笑)？」
ゆう「そーなの(笑)。」
ＪＮ「一人で何もかもやろうとするから、結果こーなっちゃうんだよ。」
ゆう「だって、あれもこれもってやってる途中にどんどんアイデアが浮かんできちゃうからー。」
ＪＮ「でも結局こーなっちゃ意味ないでしょ(笑)？」
ゆう「というワケで、いつ出来る(笑)？」
A「もう、ゆうさんまで(笑)。
どんな感じにするのかも決めてないのに、やっぱすぐには出来ないですよ。」
ゆう「あっ一応ね、形にはなってないだけでこんな風にしたいっていう構想はちゃんとあるんだ。
Aさんこれ見て(笑)。」
目の前に置かれた、
たくさんの原稿にイラストや写真。
こんな感じにしたいという、おおまかなレイアウトまで。
イチから素材集めをしなきゃいけないと思っていたけど、
なんだ、
もうほぼ出来てるじゃん！
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作者名：じぇびにゃん(*´ω｀*) | 作成日時：2019年11月25日 20時
