ドSな美人、副会長《菅原孝支》

05. 菅原side ページ7

カリカリカリカリ…

沈黙。

ペンの音。

うん、なんか重いな

空気が、

日向達がクールと言ったのが

何となくわかった。


黒縁メガネの彼女の顔は

よく見ると


「美人…」

「え？菅原くん？」

「は？」


口に出てたみたいだ。

慌てて口を塞いだ。


「なに？惚れたの？」

「いや、ちがっ」

「ありがとうございます」

「え、あはい、どういたしまして」


カリカリカリカリ……

また沈黙。



「だから、ここの問題さっき教えた

でしょうか！貴方のその頭は

飾りかなにかですかー？」


あと、数十分で終わる勉強は

彼女の冷ややかな目と声で

終わる。



「なんか、どっと疲れた…」


たった3時間の勉強なのに

気を張ったと言うか

なんというか。

こう、女の子っておしゃべりする

イメージなのに

彼女はほとんど黙ったまんま


うん。

喋らないからクールなんだろうけど

絶対、あの子

Sだ。

入野くん虐めてたし


でも、教えてくれた所は

説明上手だし

耳に入りやすい声だし


躓いていた所は

出来るようになった。





――

菅原さんと付き合わせたい。
あと少しで付き合うと思うので
待ってて欲しいです。

付き合う前も書きたくて…

ドSって難しい！
でも、楽しい！

好評価、コメントお待ちしております

ドS美人頑張ります！

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