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「久しぶりだな、A」
土方の背中から声がする方を除く。
「…っ近藤さん!!」
「うおっ」
すぐに土方を押し飛ばし近藤さんの元へ抱きつきに行った。この人の包容感と言ったら見た目とは裏腹にもう母親なんて超えるレベルだ。
「あはは、元気だったか?」
「もちろん!!」
そんな中押し飛ばされた土方はため息をついていた。
「……俺とはまるで別物扱いじゃねーか」
「何、土方も抱きついて欲しかった?」
「ふざけてんのか、いらねーよンなも___」
悪態ついてたし、再開して数秒で顔面パンチしたけど
私だってみんなに会いたかったに決まってる
土方だって例外じゃない。
近藤さんから離れて、今度は土方が目をそらした隙に離れて抱きしめに走った。
「っお、おい」
「私の前で少しでも気抜いた事、今回だけはこれで許してあげる」
すると今は目と鼻の先に居る土方が冷や汗をかき出した。
「おい、おいおいおい」
「な、何」
「早く離れろ早く!!」
「どういう事よ」
「後ろ!!」
そして後ろを振り返れば、さっきまで居なかった栗色頭の少年がこちらにバズーカを向けているではないか。
「おかえりなせェAさん。
つっても今からすぐに天国行きですがねィ
ちょうどいいんで土方さんも死んでくだせェ」
「____えっ」
間もなく飛んできたバズーカ砲は土方に首根っこを掴まれて伏せさせられたおかげで何とか避けきれた。
私他の頭上を通り越し、遠くで爆発するバズーカ砲。
「う、嘘でしょ総悟…」
(_____いや普通に死ぬヤツ!!
つーかなんでしかもそれ見てみんな笑ってんの!?)
私が最後に見たのは…まだお姉さん思いの可愛い子だった…
いや、ただの顔が良いシスコン野郎だったか。
ただの生意気で意地悪なガキにさらに磨きがかかってこんなことになっちゃうなんて…。
いや、そもそもなんで私命狙われてんの??
「…協力プレイたァ、中々やりますねィ。尊敬でさァ」
「何が協力プレイだ!俺が居なかったらこいつ死んでんぞ!」
「そりゃ殺そうと思ってたんでねィ」
「っ〜総悟あんたねェ!!」
2人で総悟に向かって怒鳴り散らかしていれば近藤さんが大きな声で笑いだした。
「お前ら本当似てるなぁ」
その一言で隣に居る土方と目を合わせる。
「いやいや」
「似てねーだろ」
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阿呆代表の神(プロフ) - なんやねんこの凄い作品は。有料でも良いくらい素晴らしい作品。 (2021年3月9日 21時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです( ; ; )更新頑張ってくださいーー! (2021年2月1日 1時) (レス) id: e52e19fe2f (このIDを非表示/違反報告)
れんか - めっちゃ面白い(笑)更新頑張ってください! (2021年1月29日 11時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちーずなん | 作成日時:2021年1月28日 23時