94line…?【BTS】 (ページ5)

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「いただきます！」

ありあわせのものを使っただけだから豪華ってわけじゃないけど、

食べ盛りくんたちにとっては十分みたい。

半分寝てたジョングクも元気になってもりもり食べてくれるのはなかなかうれしい。

「ひょん！ほえほひいはいはお！！！」

「飲み込んでから喋りなさい!!」

もごもご嬉しそうに話すテヒョンの手をペちっと叩いたジニヒョンはオンマ属性が強い。

そんな姿を見てみんな笑顔になれるんだから僕はここに入れて本当によかったと思うんだ。

「今日もおいしい。ありがとな、A」

ユンギヒョンがふっと笑ってそんなこと言うもんだから、

馬鹿みたいだけど泣きそうになる。

「ヒョンの方がおいしい……」

「…なんだって？」

日本語でぼそっと呟くとユンギヒョンは首をかしげた。

「ユンギヒョンおいしいって！」

となりにいたジミナが通訳してくれたけどあぁそれは言わなくてよかったかな。

「…」

「あぁ引かないでヒョン」

ちょっと冷たい目になったユンギヒョンに両手を合わせたら

ナムジュンとホソクは苦笑して、

あまり意味のわからなかったらしいジョングギとテヒョンは可愛い顔で、ん？なんて首をかしげていた。