検索窓
今日:63 hit、昨日:33 hit、合計:594,340 hit

4 ページ4

「っはぁ……」




マネヒョンに宿舎までバンで送ってもらって、




雪崩を打ってドアを開ける。




みんなソファーやらいすやらに座り込んで大きなため息。



ため息ついたら幸せが逃げちゃうんだぞーって



言ってるつもりだけど僕もついちゃってるから言えたもんじゃないね。



僕はジニヒョンの横にぐでえっと座り込んでヒョンに背中をあずける。



体から力が抜けてくみたいな感じだ。体がぐーんと伸びる。




.





「お腹すいた…」



無言でどれくらい伸びてたかわからない、ジョングクはもう寝息を立ててて、



でもテヒョナの言葉に呼びかけられたみたいに僕のお腹は正直にぐーっと音を立てた。




…仕方がない。



「よーし、ご飯作るぞー」



よっこらせっと立ち上がるとジニヒョンも楽しそうによっこらせーと立ち上がってキッチンへ向かう。



「また新しい日本語覚えちゃったー!」



なんて言うからなんか変な日本語ばっか教えちゃってちょっと申し訳ないけど、



サイン会とかで、よっこらせ、とか言ってるヒョンを想像したら面白かったからまぁいいか、と1人頷いた。



.



僕はジニヒョンの料理が全部同じ味になるのを防ぐ係。



日本ではそこまで料理はしなかったけど、このメンバーに囲まれてたらせざるを得なかった。



おかげで人並みには料理できるようになって感謝してる。してるけどさ……




「あー!ナムジュン!お皿は両手で持ってくださいって!割れちゃう!ってジョングギ、手伝ってくれてありがとう、でも目は開けような、また小指ぶつけるよ!」





料理以外がなかなか大変なのはご愛嬌かな?

5→←3



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (279 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1155人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はるこむぎ | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2018年11月16日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。