2人のヤクさんは幼馴染【ハイキュー】 (ページ25)

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夜久の後悔ページ25

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『…やっくん、バレー楽しい？』

夜「おう！！楽しい！」

『そっか…』

夜「俺、絶対代表になる！お前より絶対上手くなるからな！！！」

『え～？なら私より身長高くなってから言ってくださーい！！』

夜「なっ…！？うるせぇ！！お前も音駒行くだろ？高校行くまでに俺のが完璧にあげれるようになるからな！」

『え、なんで音駒…？』

夜「え、お前音駒じゃねぇの！？ほら、近いし！猫又監督も戻ってくるかもって聞いたんだ…！あ、でも女子は関係ないもんな…もしかして推薦めっちゃ来てるのか！？」

『………あはは、じゃあ私も音駒にしよっかな！！』

夜「！じゃあこれからもライバルだな！」

『！！……ライバル、か』

夜「？」

『…やっくんは……いつも私の先にいるなぁ』

夜「え、逆だろ！俺が追いかけてるし！！」

『…そう？そんなことないよ。太陽みたい』

夜「…なんか、あったのか…？？」

ニッ『ううん！何も！！』

Aはそれからずっとオーバーワークを続けた

何度も止めた

渋々と言った風に毎日Aは帰っていた

でも、中学最後の大会前。あの日だけは…おかしかった

「A、信じてるよ！」

「Aはウチらの守りのエースだしね～！Aが後ろにいる時の安心感やばい！！ww」

『…うん、頑張るね』

夜「…おい、A……もう終わろう。明日大会だぞ？こんなにやっても」

『まだ』

夜「ダメだって」

『っ…私がやらなきゃ誰がやるの！？みんな、みんな私ばっかり…！！！！私が拾わなきゃ負ける！！最後なんだよ！？』

夜「！？」

『やっくんには分かんないよ！！仲間に恵まれてるやっくんには！！私は、私がやらなきゃ…私が1番だから！！！みんなはやらないから！！私がやらなきゃいけないの！！みんな私を信頼してる、期待してる！！』

夜「お、まえずっとそんなこと1人で」

『私が、やらなきゃ…』

夜「お前は頑張ってる、だからいいじゃねぇか。お前がそんなに無理することない」

『うるっさいな…！！！！！！！！！やっくんには関係ないでしょ！！！！！』

その言葉を聞いた時…俺、ほんとに何もしてやれなかったんだって、気づいてやれなかったんだって……後悔した