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twenty four. ページ25

『んんっ…』


目を覚ますと視界いっぱいに白が広がっていた。


(そういえば私倒れたんだ…)

少しツンとする薬品の匂いと白の天井、ふかふかのベッド、今いる場所が保健室だと分かった。

誰かが運んでくれたんだな、なんて思いながら、重い体を起こすと、


「、え?」


そこには私が寝てるベットにつっぷして寝ている坂田がいた。


(な、な、なんで?!?!)


落ち着いて状況を整理しよう。

倒れた、運ばれた、目が覚めた、坂田がいた。







…うん。全然わかんない。

理解できない状況に頭が混乱していると、坂田が目を覚ました。


坂「齋藤、大丈夫?!?!」

『う、うん。』

坂「はぁー…よかった。」


息を大きく吐き、安堵の表情を浮かべる坂田。


(そんなに、心配してくれてたんだ)

体調崩してよかった、なんてほんの少し思ってしまうずるい自分がいた。


る「おー原さん起きたんかー。大丈夫ー?」

『あ、大丈夫です、すいません。』


「寝不足だね〜、ゆっくり休みなね」と保健室のるったん先生にゆわれる。



浦「おまっ、大丈夫かよ!」

『あ、うらた、大丈夫よ〜』

浦「あんま心配かけんな、あほ…。」

『あほちゃいます〜、でもすまぬ。』

浦「ん。今日はもう帰るぞ。親今日いる?」

『いないと思う。』

浦「じゃいくわ。」

『まじでありがとう。お世話になります。』


「体調悪い時くらい甘えとけ」

そう言って優しく微笑みながら頭を撫でてくれた。

昔から親は共働きなため、何かと幼なじみである浦田が気にかけてくれた。


浦「じゃあ荷物取ってくるわ。」

る「俺もそらるさんに報告してくるねー。」


そう言って、浦田とるったん先生は保健室から出ていった。









坂「……浦田のこと?」

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(プロフ) - ゆっこさん» 最後までありがとうございます!青春良いですよね〜!部活メイン恋愛ありですね!が、頑張ってみます! (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Aliceさん» もちろん覚えてますよ〜!!すごく嬉しかったです! ええ読み直しまでしてくださってるなんて、、ほんとに嬉しい限りです(><) 頑張りたいと思います! (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 希さん» 匂わせ回収させていただきます!笑 (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - コメント失礼します、完結おめでとうございます!やっぱ青春っていいですね…。リクエストで、部活がメインで恋愛要素もちょくちょく入れてくるような小説がみてみたいです!こんなのネタになるかどうかわかりませんが、書いてもらえるとめっちゃうれしいです! (2020年5月3日 23時) (レス) id: e1ca89b04e (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 翠さん» お、覚えていらっしゃるんですか!!?う、嬉しいです(´;ω;`) リクエスト了解ありがとうございます!翠様の思うラブラブ感で大丈夫ですよ!もう既に今までのでキュンキュンしてもう一度読み返してる所なので← (2020年5月3日 23時) (レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年4月26日 16時

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