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twenty three. ページ24

『お、おはよ』

坂「おー、」


祝日を挟んだのにも関わらず、どことなく気まずかった。




あれから色々考えた。

もし坂田が一緒いたいと思っている相手が自分なら、あの時なにかしらのアプローチがあってもよかったはずだ。


…つまりそういうことなんだろう。


別に自信があったわけじゃない。過度な期待をしてたわけじゃない。

でも、好きな人には好きな人がいて、それが自分じゃないという事実は、ガツーンと後ろから殴られたような痛みをともなった。

そのせいもあって、午前中の授業はほとんど集中できなかった。




「…。」

坂田がこちらを心配そうにじっと見てることなんて、気づかなかった。







お昼になり、浦田の元へと向かった。

そこにはまふくんもいて、3人でご飯を食べた。

昨日のことを話すと、いつも毒吐き役の浦田も頭をポンポンと優しく撫でてくれた。

その優しさに思わず涙が出そうになった。


『うっうっ…うらたが優しい…』

浦「あほ。俺はいつも優しいだろ。」

ま「うらたんはツンデレなんだよね〜」

浦「うるせえ。…でもA、俺はちゃんと言った方がいいと思うけど。別に誰とは言われてないんだろ?」

ま「僕もそう思うー。」

『でも…』


2人に促されるものの、私のHPは皆無に等しい。


…え?後悔したくないとか言ってたのにって?それはあれだよ、うん、その、ね、?





それにしても今日はいつもよりなんかあつい。

季節は秋へとうつりかわりだいぶ涼しくなってきたが、今日は異常だ。


浦「なんかA顔赤くね?」

『え、そう?』

浦「熱でもあんじゃねぇの?」


たしかに今日はいつもより体がだるいし、あついのも納得がいく。

夜も考え事をしてしまうから、家でできるような文化祭関係の作業に没頭していて、あまり寝てないかもしれない。
…というかだいぶしんどくなってきた。

浦田が私のおでこに手を伸ばし、そっと触れた。


浦「あっつ!お前絶対熱あるよ、今日はもう帰れ。」

『えー大げさだよ、平気平気。』

そう言って、立ち上がった瞬間、







フラッ







視界が揺れた。







バタンッ




全身に鈍い痛みが襲う。




浦「おい!大丈夫か!」


浦田の大きな声が耳に入る。









(ああ、倒れたんだな。)


そのまま意識を手放した。



最後に見たのは、今までに見た事のないほど切羽詰まった彼の顔だった。









坂「齋藤!!!!」

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(プロフ) - ゆっこさん» 最後までありがとうございます!青春良いですよね〜!部活メイン恋愛ありですね!が、頑張ってみます! (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Aliceさん» もちろん覚えてますよ〜!!すごく嬉しかったです! ええ読み直しまでしてくださってるなんて、、ほんとに嬉しい限りです(><) 頑張りたいと思います! (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 希さん» 匂わせ回収させていただきます!笑 (2020年5月4日 8時) (レス) id: 6199f933f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - コメント失礼します、完結おめでとうございます!やっぱ青春っていいですね…。リクエストで、部活がメインで恋愛要素もちょくちょく入れてくるような小説がみてみたいです!こんなのネタになるかどうかわかりませんが、書いてもらえるとめっちゃうれしいです! (2020年5月3日 23時) (レス) id: e1ca89b04e (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 翠さん» お、覚えていらっしゃるんですか!!?う、嬉しいです(´;ω;`) リクエスト了解ありがとうございます!翠様の思うラブラブ感で大丈夫ですよ!もう既に今までのでキュンキュンしてもう一度読み返してる所なので← (2020年5月3日 23時) (レス) id: 9ab20d91b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年4月26日 16時

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