小説家、愛される!!?

安室と降谷 ページ29

『あはは、、思い出しましたねぇ……』

｢あの時は助けてくれて本当にありがとう｣


『いえ…

でもまだその組織にいるのですか？』


｢えぇまあ、仕事の一環だから｣


『なるほど、、？』

そんな危ない仕事…

なにか辞めることの出来ない事情でもあるのだろうか。


｢オレは諸伏景光｣

『神楽Aです？』

｢……降谷零だ｣


ポアロに来たから本当に安室さんなんじゃないかと思ってたけど…

本当に安室さんじゃなかったみたい。


｢…なんてね。

僕は安室透。

本名が降谷零なんだ、

どうしてAさんはあそこに？｣


ん？

んん？

ちょっと待て？

んんん？？？？



『えっと……安室さんの兄弟、、いや、双子…？』


｢ﾌﾞﾌｯ…｣


諸伏さんと安室さんは笑ってるし、

私はわけわかんないし…


『？

…あ。


従兄弟でしたか』


2人はお腹を抱えて笑いだした



何もそこまで笑わなくてもいいじゃん？


｢バーボン＝降谷零で、降谷零=安室透なんです｣


安室さん(仮)が丁寧に説明してくれる。


…ということは安室透=バーボンということ、、？




『えぇぇぇえ!!?

ていうかこんなこと、私に教えちゃって大丈夫です？


私がその組織とかの黒幕って可能性も、、』


そしたらこのふたりは今ここでｺﾛされてしまう…。



｢Aさんだからです｣


『え？』



｢Aさんだからこそ、言ったんです。
大切な人だから｣


そう言ってふわっと笑う降谷さんはとても綺麗だった。


でもそれでいいのか、、

……いや絶対ダメでしょ。





『なんとお呼びしたらいいですか？

降谷さん？安室さん？バーボンさん？』


｢バーボンさんwww｣


諸伏さんは笑いすぎて目に涙を浮かべてる


｢今まで通りで大丈夫です。

僕しかいない状況であれば降谷、と呼んでください｣


『わかりました』


これにて一件落着なようです


｢Aさん、家まで送る｣


カタコトだぁ。


『大丈夫ですよ、降谷さん。

私の家、ここから近いですし…何よりおふたりとも、公安のお仕事で疲れているでしょう』


｢僕がやりたいんです。ダメ…ですか？｣


うっ…

そんなうるうるとした顔で見ないで。。


『じゃあ…お願いします』


そう言うとぱぁと顔が明るくなる安室さん基、降谷さん。

顔は変わらないのに人格？性格？は変わる。


本当に子犬のようだ

そう思って私は静かに笑った

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