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2 出会い ページ4

人混みを抜けるとステージの様子がはっきりと見えた。


「さぁ、これで四人抜きだぁ!!もういないかぁ??流石のハンター様も疲れのでる頃かもなぁ」


司会者の男の隣を見るとハンターと呼ばれた筋肉質の男が自信ありげに笑っている。


「ハンター、ねぇ」

「どうかしたの?」


海瑠の微妙な反応にAは問いかける。


「いやさ、あんなやつがハンターになれるなら、まだアイツの方が素質あんじゃねぇかなって」


ほら、っと言って海瑠が指を指した方を見るとサングラスの男が腕相撲に挑戦するところらしい。

サングラスの男は持っていた鞄をおき、男と睨みあっている。

「アイツってあのグラサン?」

「あぁ」

―――まぁ、お手並み拝見ってとこだな。




その後、あっさり試合は終わった。



途中まではいい勝負だったが、突然挑戦者の男の力が抜け、気づいたときには勝負が決まっていた。

「俺はアイツの方が勝つと思ったんだけどなー」

期待はずれだったな、と海瑠は歩きだす。

しかし、Aは納得がいかないらしく、じっとステージの上の男を見上げる。

Aが動き出さないところを見て海瑠はため息をついた。

「なんか気になることでもあんのか?」

「いやさ、私もあの人が負けるとは思わなくて。

……もしかして、あの自称ハンターホントに強かったのかなってね」

信じたくないけど。

「そりゃねえだろ。どうせ、アイツが弱かったってだけだろ」

行こうぜ、そう言ってその場から離れようと足を出す。

「違うよ……あの人、お腹がすいてるんだ」

「え?」


見知らぬ声にAは声のした方に顔を向けた。

そこには釣竿を持った少年がたっている。

その声に海瑠も動きを止め、少年を見つめる。


「……なんでそんなことがわかんの?」

「だって、さっきお腹の音が聞こえたんだ」

「お腹……?」

海瑠が不思議そうにその少年に問いかけると、さも当たり前のことのように少年は答える。

海瑠はその答えにさらに首を傾げる。


「俺、山育ちでさ。よく遠くにいる動物の声聞いたりしてたから人より耳がいいんだ」

「な、なるほど……?」


―――それでそんなに耳がよくなるものなのか?


「俺、いってくる!」

「え!?ちょっと!」


少年はそういうとステージに上っていった。


「………どうする?」

「なーんか、面白そうだし、いってみるか」

「だね!」


Aと海瑠は同時に少年のもとへと足を進めた。

3 行き先→←1 港町



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柊花(プロフ) - ミストラ〜ドさん» しかし、読みにくいと思ったところはドンドンいってください!微力ながら頑張って直したいとおもいます!長々と失礼しました!! (2019年3月17日 18時) (レス) id: ec51208c74 (このIDを非表示/違反報告)
柊花(プロフ) - ミストラ〜ドさん» コメント有難うございます!アドバイスとかもらったの初めてなのでとても嬉しいです(*^^*) けど、この作品は始めに書いた通り小説書きで書いていきたいと思っていたので台本書きにしない方向で進めさせていただきます。申し訳ありません。m(__)m (2019年3月17日 18時) (レス) id: ec51208c74 (このIDを非表示/違反報告)
ミストラ〜ド - コメント失礼します!!アドバイスなんですけど 「」の前に喋っている人の名前を入れたほうが分かりやすいと思います!![例え] ゴン「……!!」みたいな感じでお願いします!!更新ファイトです!!!! (2019年3月17日 13時) (レス) id: b0787012e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊花 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年3月14日 22時

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