彼の反応日記14 【ヒプマイ】

喧嘩して出て行った彼女が、事故に遭い昏睡状態になったら 2 ページ35

飴村乱数
「もう全然デザインも浮かんで来なくて、ラップする気も起きなくて困っちゃうよ…だから早くAが起きてくれないかなー…なんて」
悲しそうな表情を浮かべながらも、必死に夢主さんに明るい口調で話し続ける彼
「あっ、時間来ちゃったから今日はこれで帰るね！…本当にごめんね、大好きだよA」
去り際は、いつも同じ事を言って帰ります

夢野幻太郎
「1人だとはかどらなくて…今日は隣でお仕事させて下さいね」
笑いながら夢主さんの髪を撫でてくる彼
テーブルには彼が持ち込んだ原稿用紙が広がっています
「今描いてるお話は、Aをモデルにしようと思ってるんですよ。面白い話が描けそうで、完成が楽しみなんです…完成したら、絶対に読んで下さいねA」
最後は悲しそうに微笑み、そのまま強く手を握って来ました

有栖川帝統
「やっぱお前が居ねぇと、何やっても全然駄目だ…楽しくねぇ」
と夢主さんの横で項垂れている彼
「あの時の事、お前に直接謝りてぇ。あんな事言って悪かったって…頼むから謝らせてくれよ…！」
そう言うと、夢主さんにすがり付くように、ベッドにうつ伏せになって顔を埋めました
「好きなだけ暴言吐かれても、殴られても良いからよ…」

神宮寺寂雷
「必ず私が目を覚まさせて見せるからね…」
そう言って、夢主さんの手を強く握る彼
仕事の合間、夢主さんの病室へ何度も顔を見せに来てくれています
「Aの目が覚めたら、まずは謝らせて欲しい…その後は思い切り抱き締めたい…」
と泣きそうな表情を浮かべ、夢主さんの髪をサラッと撫でました
「そろそろ行かないと…また来るねA」

伊弉冉一二三
「今日も本当に綺麗だね、Aちゃんは…」
眠り続ける夢主さんの頬を、そう優しく撫でてくれる彼
「そろそろ行くね…また明日ねAちゃん！」
帰り際、夢主さんに笑顔を向けて病室を出ると、待ってくれていた独歩くんと目が合います
「Aちゃんの前ではっ、泣いた顔、見せたくなくてさ…情けねぇよな俺…」
その後はボロボロ涙を流す彼の背中を、優しくさすってあげる独歩くんでした

観音坂独歩
「今日も忙しくて大変でさ…でも、こんな弱音ばかり吐いてたらAは怒るだろうな」
苦笑いしながら、夢主さんに話し掛ける彼
「Aに叱られて、背中を押されてたのが今は懐かしい…俺がこんなんだから駄目なんだよな…」
そう言うと、涙目で手を握ってきます
「今度は俺が絶対支えるって約束する…だから、目を覚ましてくれ…！」

喧嘩して出て行った彼女が、事故に遭い昏睡状態になったら 3→←喧嘩して出て行った彼女が、事故に遭い昏睡状態になったら ☆リクエスト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す