６．差し入れ 緑谷sid ページ8
緑谷sid
僕はいつも通り浜辺の掃除をしていた。
すると、何か視線を感じ、視線を感じる方を見てみると、女の子がこっちを見ていた。
とりあえず気づかないふりをしておいた。
しばらくすると、女の子がこちらへ向かってきた。
「.....あの！！！！そこの、緑頭の子！」
「....え？え、え、え？ぼ、ぼく！？」
僕の目の前には日本人形のような綺麗な髪に、吸い込まれるような紅色の目が特徴的な女の子。
歳は僕ぐらいだろうか。
頬は若干赤みがかっている。
女の子と話すのは初めて近かったので、とても戸惑った。
「そう！君！いつも頑張ってるの見てるから、今日差し入れの愛(スポーツドリンク)を持ってきたから受け取って！」
「.....え？あ、い？」
彼女のいう差し入れの愛とはきっと手に持っているスポーツドリンクの事だろう。
そう頭で理解していても、プロポーズのような告白のような言葉に恥ずかしさを覚えた。
「あ。あ、あ、えっと、違うくて、そう！差し入れのスポーツドリンク持ってきた！」
ボンッと効果音が出そうなぐらい勢いよく顔が赤くなった女の子。
「えっと....どうぞ.....」
「ありがとう....」
きっとお互い顔はとても赤いはずだ。
「えっと、じゃあ、"また"ね！！」
「う、うん！」
"また"というのが気になったけれど、また明日見に来てくれるということだろうと勝手に解釈をした。
しかし、あの日以来彼女が浜辺に来ることは無かった。
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紫亜(プロフ) - 夢女子さん» そうですよね！！それ聞いてなんか安心しましたww (2018年10月14日 12時) (
レス) id: 5e2587481b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 - ヒロアカの作品なんてめっちゃあるんですから個性被りなんてよくあることだとおもいますけどねぇ…? (2018年10月12日 8時) (レス) id: fa5f2782df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫亜 | 作成日時：2018年4月15日 22時
