3杯 ページ28
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「あ!!ここだ!!!」
目的のホテルにたどり着く
「本当にありがとう。あのまま干からびるところだった…」
「もしかして困ってるのかも って話しかけてよかったよ。どういたしまして」
自然と手が離れて、お互い顔を合わせる
「あのさ、名前 聞いてもいいかな」
「! ごめんなさい、名乗ってなかった。私はAって言うの」
「Aか。綺麗な響だね」
「あぁもう!お上手なんだから!」
サラッと口にする紳士的な言葉に胸が高鳴る
異国の地で助けてくれた人にときめくって少女漫画みたいじゃない。
「こんなに親切にしてもらったのにお礼もできないなんて…せめて何かできないかな」
「いやいや、お礼なんてそんな。 …あ、じゃあ1つ お願いがあるんだ。紙とペン持ってない?」
「持ってるよ、 これでいい?」
そういって手帳に指していたペンとメモ用紙を彼に渡す
すると彼はサラサラっと何かを書き、折りたたんで私の手のひらにのせた
「これ、俺の住所!普段合宿とかで家にいない時もあるけど、気が向いたら是非手紙送って欲しいな。それが今日のお礼」
「じゅ、住所!? わかった、大切に保管するね。そして、日本から手紙送るよ」
「ぜひ!じゃあまた会おう!」
"チャオ！"
と手を挙げ 来た道を引き返していくフィディオ
あれ?こっちの道に用があるって言ってたけど…
あれも私の為だったんだ。と思うと、また胸が高鳴る。
あぁ…私 彼に恋したんだ
高鳴る胸と、別れのせつなさに 手に持った紙をそっと握る_ ______
あれからフィディオとの手紙のやり取りは月2のペースで続いている。
彼と私は同い年で、今は高校生
あれから1度も会えていないが、数分の国際電話は何回かした。(国際電話は高いのでしょっちゅう使えない)
あれから私はずっと彼のことが好きだが、気持ちは伝えられず。たまに手紙に同封されている彼の写真を大切に机にしまい、それを眺める日々
今日、学校から帰るとポストに手紙が入っていた。
送り主はフィディオから。
返事がくるペースがいつもより2週間ほど間があいたので少し心配していたのだが…
「えっ」
開封して驚いた
思わず声がでる
手紙には数行
"この手紙をAが読む頃には、僕は君に会いに日本に着いたころだろう"
私はすぐ携帯を取り電話をかける
数コール後…
「久しぶり。いま 日本の空港にいるよ 」
．
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美紅(プロフ) - リクで松野空介君、猫が大好きで動物は可愛い、夢主の猫耳帽子。さくらんぼです！お願いします！ (2019年1月30日 22時) (
レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 伊達 猫メガネさん» はい、男主は生まれた頃引き取られた嘘が嫌いクールなツンデレです。お願いします (2019年1月16日 19時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 伊達 猫メガネさん» ありがとうございます！次は八神玲名、男主は生まれた頃明神家に引き取られた嘘が嫌いクールなツンデレ雷門中に居る男主のリンゴが好きエイリア学園のジェネシスが倒した後、星二郎を庇ってヒロト君が倒れ話したウルビダと双子の姉弟だった お願いします！ (2019年1月16日 16時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - リクで風丸くん、苺が好き (2019年1月15日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だてこ | 作成日時：2019年1月15日 18時
