56話 ページ7
メ【ロー、Aは目を覚ますか?】
ロ【覚ますかもしれねぇが、
昨日夜中にスキャンして
アイツの悪くなってる臓器を調べた
臓器は全く回復してねぇ、ほぼ全部だめだ】
メ【っ!?そんな･･･!!】
ロ【あぁ、目を覚ましたとしても
死ぬ可能性がある
そこでだ、メモリア･･･お前に頼みがある･･･】
メ【頼み･･･?】
ロ【あぁ･･･】
その時、
「･･･ぅ･･･」
ロ＆サ「「っ!?」」
サ「A!!」
Aが意識を取り戻した･･･!!
「ぅ･･･ﾊｧ･･･う”っ･･･」
サ「A!!大じょ「どけ!!」うおっ!!」
Aに触れようとするとトラファルガーに押された
ロ「A、大丈夫か?」
トラファルガーはAの状態を起こす
「ﾊｧ･･････に･･･
ﾊｧ･･･さ･･･?･･･う”っ･･･」 ﾊﾞｯ
目を覚ましたが
口に手を当てて吐きそうにしていた
ロ「っ･･･!!おいサボ屋!!何か袋を持ってこい!!」
サ「!!あ、あぁ!!」
俺は慌てて棚から袋を取りだし
トラファルガーに渡した
トラファルガーは袋を受け取ると
すぐさま開きAの前に出した
ロ「A、しっかりしろ･･･!!」
「ﾊｧ･･･ｵｴｯ!!･･･うぅ･･･ﾊｧ･･･ペッ!!」
Aは目の前に出された袋に血を吐き出した
サ「A!!落ち着け!!」
俺は慌ててAの細くなった背中をさすった
「ﾊｧ･･･さぼ･･･ﾊｧ･･････く･･･ん?･･･ﾊｧ･･･」
首を少しだけ曲げこちらを見るA
サ「っ!そうだ!!･･･安心しろ･･････深呼吸だ･･･」
「ﾊｧ･･･ﾊｧ･･･ｽｩ･･･ﾊｧ･･･」
ロ(っ!!サボ屋が触れた瞬間、Aの顔が落ち着いた･･･)
「ﾊｧ･･･ｽｩ･･････ﾊｧ･･･」
落ち着いたのかそのままゆっくり目を閉じた
ロ「ﾁｯ、予定より早いな･･･」
サ「トラファルガー、Aは大丈夫なのか?」
ロ「大丈夫なわけねぇだろ!
全部の臓器がやられてやがる
このまま回復できねぇかもしれねぇ･･･」
サ「っ!?どうすれば･･･!!」
Aが死んじまう･･･!!
ロ「サボ屋、手配書はあるか?」
サ「手配書?なんで今そんなもの･･･」
ロ「いいから持ってこい!!」
サ「･･･っ･･･あ、あぁ･･･」
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作者名：ripple | 作成日時：2020年1月20日 19時
