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滝夜叉丸の掛け声で、最初に動いたのは喜八郎だった。


Aの方に向かって駆け出し、拳を振りかざす

しかしAは喜八郎の拳を容易く受け止める。それも手のひらで。



喜八郎「っ!?」

『ふっ』



次に、Aが喜八郎の膝を後ろから蹴る。

隙を取られた喜八郎だが、彼も四年生。なんとか手で地面を押さえつけ足をAの顔面に蹴りあげようとする。


『ふっ、ばぁか』



Aは喜八郎の行動を読み取ったかのように顔を少し避けただけです喜八郎からの蹴りを免れることが出来た。

そして喜八郎の腕を引っ張り、襟元を掴んで地面に押さえつける。




滝夜叉丸「そ、そこまで!」

喜八郎「っ……!」

『私の勝ちね!』




パッと手を離すと、喜八郎の体は楽になる。




『三年も休んでいたけど、身体は訛っていなかったみたいね。いい運動になったわ』

喜八郎「……やっぱりA先輩には叶わないです」

『そりゃあ、伊達に六年生やってないわよ』

三木ヱ門「あなた四年生と五年生してなかったでしょ……」



Aと喜八郎の試合に、周りから拍手が響く。

喜八郎は気に食わないような顔をしてるがAはとてもやり切った表情をしている。



『(あの時避けてなかったら顔面ヒットしてたわ……)』



守一郎「す、すごい……い組の喜八郎を10秒以内で……」

タカ丸「本当に10秒以内で降参させるなんて〜やっぱり凄いねぇ〜」

滝夜叉丸「(A先輩ほぼヤケクソだったような……)」

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作者名:あるとん。 | 作者ホームページ:コロナしね  
作成日時:2022年11月7日 23時

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