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伏木蔵「へぇ〜昔はとても強い方だったんですね」
仙蔵「鍛錬のしすぎで風邪を引くなどしょっちゅうある事だった」
文次郎「だが、三年生の時に流行病にかかったせいで授業に追いつかなくなり休学した」
その空いた期間のせいで、Aは忍者の勉強を受けることが出来なく、昔みたいな優秀な成績を出すことが出来なくなったと言う。
乱太郎「と言うよりも……昔は今みたいなデレデレなA先輩ではなかったんですね……」
伊作「そりゃあ昔は後輩もいなけりゃAちゃんはデレと無縁だったよ」
留三郎「長年男だらけの場所にいりゃあ人も変わる」
そう、Aが忍術学園に入学した頃、
忍術学園ではその時にくノ一教室が始まった為情報が回ってなく
初のくのたまのはA一人だけだったのだ。
小平太「毎日つまんないと言っては忍たま長屋に来て遊んでもいたな!」
長次「……ボーロもたくさん作った」
数馬「それじゃあ、A先輩にとって六年生の皆さんは大切な友達ということですね」
数馬がそう言うと六年生は目を見合せ、顔を赤くし照れくさそうにしている。
勘右衛門「なにあれ…」
兵助「ただの友達だろ。あんなに顔を真っ赤にする必要ないじゃないか……」
近くでは五年生が不満そうにその光景を見ていた。
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