休学復帰のくのたま先輩【RKRN】

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『おばちゃ〜ん！』

おばちゃん「あら！Aちゃん！大きくなったわね〜！」



Aが食堂に入っていくとまず向かうのはおばちゃんの所。

おばちゃんには色々お世話になったので、忘れるはずもなく休学中もずっと考えていたほどだ。




『休学中もずっとおばちゃんのご飯が食べたくて仕方がなかったよ〜！』

おばちゃん「私も会えなくて寂しかったわ！……体調の方は大丈夫なの？」

『うん！大丈夫！それよりこの料理……』

おばちゃん「Aちゃんのおかえりパーティーって言うもんだから張り切っちゃったのよ！Aちゃんの好物たくさん作ったからたらふく食べてちょうだい！」



食堂の机にはAの好物でいっぱいだった。

主に食後の甘味ばかりだが……それ以外にも肉等の料理がたくさん置かれていた。




「A先輩〜」

『おわっ……ん？あ、喜八郎〜！！！』




机の方に目を向けて夢中になっていたAに抱きついたのは四年生の綾部喜八郎だ。

彼女も喜八郎をみてパァっと顔を明るくさせすぐに抱き締め返した。



『喜八郎大きくなったわね〜三年前はわたしよりちっちゃかったのに』

喜八郎「もう十三ですから〜」

滝夜叉丸「私のことも忘れないでいただきたいです。A先輩」

『！滝〜！』

三木ヱ門「私のことも忘れないでください！」

『三木ちゃん〜！！！！』



右からは同じく四年生の平滝夜叉丸、左からは田村三木ヱ門がAに抱きつく。



文次郎「おいおい、お前らいい年してAに抱きつくな」

『いいのよ文次郎、後輩なんだし』

文次郎「後輩だからって甘やかすな！」

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