休学復帰のくのたま先輩【RKRN】

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『とめさ〜ん』

留三郎「おぉ、Aじゃないか」



次に私が目をつけた委員会は用具委員会です。

昔から用具委員会の先輩方に可愛がられてはここにくるのが楽しいんだよねぇ。

今はその先輩方はいないけどね。さよならすら言えなかった。



留三郎「お前がここにくると懐かしい気分になるな」

『んね〜先輩たちが卒業されてもう可愛がられることもないけど』

留三郎「俺が委員会に行くたびに”如月は来てないのか？”って言われて困ったもんだよ」

『懐かしいわぁ〜』

しんべヱ「あ！A先輩！」



用具倉庫の中を見ると他にも作業している後輩たちが見えた。

確か、一年のしんべヱと喜三太と平太と

三年の作兵衛と四年の守一郎・・・



『ここはかなり分別されてるのねぇ』

留三郎「なんの話だ？」

『こっちの話』



食いしん坊のしんべヱが用具委員だとは思わなかったし平太や喜三太もそんな柄には見えなかったわ。

でも可愛いからいいや。



守一郎「先輩！いらしてたんですね」

『守一郎は用具委員だったのね』

守一郎「はい！くじ引きで・・・」

『く、くじ引き？？？』



委員会ってくじで決めていいもんなの？

忍たまってよくわからないや



作兵衛「あ、あのっ！如月先輩！」

『あら富松作兵衛。元気してる？』

作兵衛「は、はいっ！」

留三郎「お前ら知り合いだったのか」

『やぁねぇ留三郎。この間後輩たちと語るってあんたたちの誘いを断ったじゃない』



あの日は本当に楽しかったんだから。

後輩っていいわね・・・一緒にいるだけで癒され一日の疲れが吹っ飛ぶんだもの。

私ももう六年生だから今は後輩ハーレム・・・うふふ



留三郎「きしょい顔すんなよ・・・」

『なんですって？』

作兵衛「木、如月先輩のお顔はきしょくありません！！！！」

『あら、作兵衛いい子♡』

留三郎「お前らなぁ・・・」



留三郎の頭ってどうなってんのかしら。

人を貶しながら生きていくのってどんな気持ちなの？？失礼なやつ



『まぁいいや。なんか手伝うことある？』

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