休学復帰のくのたま先輩【RKRN】

○ ページ25

『なんか戦始まってたけど大丈夫かな』



仙蔵がいきなり焙烙火矢を投げ出して喜八郎がそれを弾き返すから作法委員会は今頃戦状態だろうな〜

まったく、下級生が可哀想で仕方がない。



『というわけなのよ』

文次郎「それはお前が悪い」



というわけでやってまいりました地獄の会計委員会。

本当は会計委員会なんて大っ嫌いだ！！なんでここに来たのかって？可愛い後輩に会いに来たに決まってるでしょ



『三木ちゃん今日もかわいいね〜♡』

三木ヱ門「は、はぁ…」



後輩が大好きな私ですが、そんな中でも三木ちゃんは格別で大好きなんです。激推し、もうかわいい。

後輩はみんな好きだけどね？でもね、この子男の子なのに女の子みたいに可愛いの。

もうくノ一目指さない？



団蔵「如月先輩が田村先輩にメロメロになっていらっしゃる…！」

左吉「なんか六年生らしくない…」



聞こえてるぞ左吉よ。

さすがい組、冷静で優秀なことだけあってまともな部分がある。



左門「潮江委員長どうします？このままじゃ田村先輩が如月先輩に甘やかされるだけの時間になります…」

文次郎「そんなことはさせん！会計委員会に暇などない！邪魔をするなら出ていけA！」

『えー文次郎つまんなぁい』

文次郎「文句言うならここで手伝え」

『帰るわ』



会計委員のお世話になるなんて真っ平御免です。

私は平和に生きていたいのよ学園にいる時くらいはね。



『じゃあねーーーまた来る』


ｽﾄﾝｯ




·····




文次郎「おい、田村何を照れている」

三木ヱ門「いやぁ…三年ぶりにA先輩から可愛がられたものですから…」

文次郎「お、おまっ…！会計委員としての自覚が足りてないな！今から匍匐前進だ！」

三木ヱ門「ええええ！？」

○→←暇人ですか？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す