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「A先輩っ……!!」
『ん?あらぁ〜!兵助!』
小平太「あ」
Aを呼ぶ大声の方へ振り向くと、そこにいたのは五年生の久々知兵助だった。
急いできたのか、息は切れ体はフラフラしていた。
そして小平太から逃げた為小平太はしゅんとした顔をする。
『兵助……!久しぶりね〜あんたも大きくなったわね!相変わらずまつ毛長くて羨ましいわ!』
兵助「先輩……先輩っ!!!!」
『うわっ』
呑気にまつ毛を褒めるAを兵助は強く抱き締めた。
Aも思わずびっくりして込められた力のせいですこし苦しそうだ。
長次「……力を入れすぎだ」
兵助「いだっ!!……す、すいません先輩!」
『ふぅ……力も強くなって益々成長したって感じね、』
兵助から解放され力の強さに成長を感じた。
気のせいだろうか、兵助のに涙が溜まっている気もする。
勘右衛門「おい兵助いきなり走り出すなよ〜…………え」
八左ヱ門「そんなに腹減ってたのかよ!!……へ?」
『あ、勘右衛門!八!』
後から入ってきた同じく五年生の尾浜勘右衛門と竹谷八左ヱ門。
兵助の後を追ってきたようで肩を揺らしながら息を吐いている。
しかし入ってきてAを見ると二人は驚きのあまり固まりだした。
三郎「おいそこで止まるな馬鹿」
雷蔵「二人ともどうしたの?」
『よっ!三郎、雷蔵。久しぶり〜』
「「えっ」」
その後を追いかけてきた五年生の不破雷蔵と蜂屋三郎。
二人もAをみて何が起こっているのか分からずその場で固まりだしてしまった。
『五年生も元気そうで何より!』
勘右衛門「A先輩!!?!?!?あの、如月A先輩ですか!?!?!」
『そうよ〜わたしよ〜』
勘右衛門「A先輩〜!!!」
今度は泣きながら勘右衛門も抱きついてきた。
『(全く……困った後輩ちゃん達ね)』
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柑橘 - 始めまして〜、柑橘で〜す!作品、とっても面白いです!! 突然ですが三郎は鉢屋ですよー (8月22日 18時) (レス) @page11 id: 8a27882804 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - 五年生可愛いね、構ってほしかったよね自分夢主ちゃんより年下なんですよ(12歳です今三年生と同い年ですね)こんな先輩がいるなら人目なんて気にせずハグしますね甘えたいです。←女ですもう一度いいます女です(((泣 (2023年3月13日 19時) (レス) @page32 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
あるとん。(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!がんばります! (2022年10月25日 21時) (レス) id: da0ec114fc (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - コメント失礼します!! 話の内容が分かりやすいし面白いです!! これからも頑張ってください!! (2022年10月23日 23時) (レス) @page20 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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