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休み時間。





莉犬くんを探しに行こうと校内を回ってみる。






でも、莉犬くんはどこにもいなかった。








『莉犬くんっ…。』







もし、莉犬くんが死んじゃったら…






なんて考えるのが怖くて、とにかく必死に彼を探し回った。







しばらくして…







「はぁっ……」





旧校舎の空き教室から、誰かの吐息が聞こえた。




その声がする方に向かってみる。







「はあっ、りいぬっ、もうだめっ…」






教室を覗くと、そこには昨日見かけた白鳥家の女の子と、我を忘れて血を頬張る莉犬くんがいた。





やっぱり血が欲しくてしょうが無かったんだ…








「もうやめてっ!!」






白鳥の女の子が莉犬くんを押すと、彼女は反対側のドアから教室を出た。






『!莉犬くん…!』






しゃがみこむ莉犬くんを見て私は直ぐに駆け寄った。






莉犬「はぁ…はぁっ…ガルルルル…」





目の色は赤くて、しっぽと耳はいつもより勇ましく見える。

犬みたいに威嚇しては私の事を睨みつけた。



そして…





『いたっ…!』






私を床に押し倒した。

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NONAME(プロフ) - 飛べないです、、 (2022年1月8日 19時) (レス) id: 1015cc33fb (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - るうちゃん。ちょっとわかる。その気持ち。私もどちらかと言えばSなんだよねー。私は泣き顔に来るものがある。(Sより) (2021年8月30日 0時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
春桜 - みつきさん» めちゃくちゃ通りすがりの者ですがhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/9bac30f5ce24/これで飛べると思います! (2021年8月20日 13時) (レス) id: 5c94dbd8ad (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 調べても飛べませんでした。どうしたらよいのでしょうか? (2021年8月20日 8時) (レス) id: 363e209e09 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - ちょびさんありがとうございます!(/・ω・)/ (2021年7月5日 8時) (レス) id: f09c748d1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるとん。 x他1人 | 作者ホームページ:コロナしね  
作成日時:2021年1月24日 12時

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