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しばらくして、ころん先輩の吸血は終わった。
疲れが溜まってしまい、そのままころん先輩に身体を預けるようにぐったりとくっついてしまった。
ころん「あれあれ〜?随分と積極的だね?」
『こ、これは疲れが溜まって動けないだけで…』
ころん「そっかそっか。今日はゆっくり休みなよ」
そういって優しく頭を撫でてくれた。
そっか、私この人と結婚することになるんだ…ころん先輩と結婚したら毎日何が起こるんだろう……あまり想像つかない。
『ふぅ……じゃあお風呂入ってきます』
ころん「ん、行ってらっしゃ〜い」
ゆっくりと扉を閉めると、次は部屋までの長い廊下を歩く。歩いていくうちに眠気がどんどん襲ってきて、足に疲れが溜まる。
あと、血を吸われた事もあり、何かしらの疲れが溜まって私の体はとても重くなっていた。
『お風呂……はいらなきゃ』
自分の部屋からパジャマと下着を取りに行く。
電気を消してまた廊下にでると、今度はるぅと会長は部屋の前で立っていた。
また、黒い笑みをみせながら。
るぅと「これからお風呂ですか?」
『は、はい』
るぅと「僕が体洗ってあげますよ」
なんていきなり会長らしくない事を言う。
ボブんっと顔が赤くなった気がした。どうしよう、私の顔絶対に真っ赤だ。バカにされる。
なんて物騒なことを言うんだ。この人は。
るぅと「あら?そんなに顔を真っ赤にしてどうしたんですか?」
『か、会長って変態ですか!?』
るぅと「ふふ、そうなんじゃないですかね」
さっきまでいけないことしてたくせにとぼけてやがる。こんな会長は大っ嫌いだ。弄ばれてる。大っ嫌い。
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NONAME(プロフ) - 飛べないです、、 (2022年1月8日 19時) (レス) id: 1015cc33fb (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - るうちゃん。ちょっとわかる。その気持ち。私もどちらかと言えばSなんだよねー。私は泣き顔に来るものがある。(Sより) (2021年8月30日 0時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
春桜 - みつきさん» めちゃくちゃ通りすがりの者ですがhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/9bac30f5ce24/これで飛べると思います! (2021年8月20日 13時) (レス) id: 5c94dbd8ad (このIDを非表示/違反報告)
みつき - 調べても飛べませんでした。どうしたらよいのでしょうか? (2021年8月20日 8時) (レス) id: 363e209e09 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - ちょびさんありがとうございます!(/・ω・)/ (2021年7月5日 8時) (レス) id: f09c748d1e (このIDを非表示/違反報告)
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